調理師の過去問
平成29年度
栄養学 問18
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問題
調理師試験 平成29年度 栄養学 問18 (訂正依頼・報告はこちら)
脂肪酸に関する記述について、正しいものを一つ選びなさい。
- パルミチン酸は、n-3系脂肪酸である。
- リノール酸は、必須脂肪酸である。
- エイコサペンタエン酸( EPA )は、n-6系脂肪酸である。
- オレイン酸は、飽和脂肪酸である。
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この過去問の解説 (3件)
01
(2)○ 必須脂肪酸はしっかりと覚えておきましょう。
n-3系脂肪酸…α−リノレン酸、DHA、EPA
n-6系脂肪酸…リノール酸、アラキドン酸
(3)× エイコサペンタエン酸(EPA)はn-3系脂肪酸です。
(4)× オレイン酸はオリーブオイルなどに含まれる「不飽和脂肪酸」です。
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02
が正解です。
脂肪酸は、脂肪を構成する成分のこと。
脂肪酸には、体内で生成できるものと、生成できないものがあり、不足を補うために食品から摂取しなければならない脂肪酸を「必須脂肪酸」といいます。
脂肪酸は、オメガ3(n-3)系、オメガ6(n-6)系、オメガ9(n-9)系に分類され、オメガ3(n-3)系とオメガ6(n-6)系の脂肪酸は、食品から摂取する必要があります。
必須脂肪酸には以下の種類があります。
・オメガ3(n-3)系脂肪酸…α-リノレン酸、EPA、DHA
・オメガ6(n-6)系脂肪酸…リノール酸、アラキドン酸
ただし、リノール酸やアラキドン酸は一般の食生活で不足しにくく、とり過ぎると弊害が起こりやすいため、むしろ、とり過ぎに注意することが注意されています。
(1)× パルミチン酸はn-3系脂肪酸ではありません。
(3)× エイコサペンタエン酸( EPA )は、n-6系ではなく「n-3系脂肪酸」です。
(4)× オレイン酸は、飽和脂肪酸ではなく「不飽和脂肪酸(ふほうわしぼうさん)」です。
動物の脂、オリーブオイルに含まれます。
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03
リノール酸は、必須脂肪酸である。
必須脂肪酸にはリノール酸・リノレン酸があり、
体内で合成できない、成長や健康維持に欠かせないものです。
1 . パルミチン酸は、n-3系脂肪酸ではなく飽和脂肪酸です。
3.エイコサペンタエン酸( EPA )は、n-6系脂肪酸ではなくn-3系脂肪酸で、ほかにα-リノレン酸、ドコサヘキサエン酸などがあります。
4.オレイン酸は、飽和脂肪酸ではなく不飽和脂肪酸で、オリーブオイルや動植物性油脂に含まれています。
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