調理師の過去問
平成30年度
食品衛生学 問34
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問題
調理師試験 平成30年度 食品衛生学 問34 (訂正依頼・報告はこちら)
食中毒の分類に関する記述について、正しいものを一つ選びなさい。
- 有害性金属が混入した食品を摂取して起こる健康被害は、食中毒ではない。
- 寄生虫による食中毒は、動物性の自然毒食中毒に分類される。
- 細菌性食中毒には、感染型と毒素型がある。
- 毒素型の細菌性食中毒とは、細菌が食品中で産生する毒素によるものである。
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この過去問の解説 (2件)
01
1.本肢の記述は明らかに誤りです。有害性金属には、水銀やカドミウム、ヒ素、鉛、セレンなどがあり食品から健康被害の事例があります。
2.動物性の自然毒食中毒をもたらすものは、フグ中毒や貝類に見られます。本肢も誤りです。
3.典型的な分類の一つになります。感染型には、サルモレラ菌や腸炎ビブリオがあります。毒素系は、黄色ブドウ球菌やセレウス菌が代表例になります。本肢が正しいです。
4.毒素系の細菌性食中毒は、食品を食べたり飲んだりしたことにより起こる食中毒であり、食品中で産生されるものではありません。本肢は誤りです。
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02
有害性金属による健康被害は化学性食中毒です。
2.寄生虫は寄生虫性食中毒です。
動物性自然毒は主にフグや貝などの魚介類由来です。
3.細菌性食中毒には、感染型と毒素型があります。
4.感染型は、細菌に汚染された食品を摂取し、腸管内で感染、増殖することで発症します。
毒素型は、細菌が毒素を産生し、その毒素を摂取することで発症します。
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