調理師の過去問
令和元年度
食文化概論 問57

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問題

調理師試験 令和元年度 食文化概論 問57 (訂正依頼・報告はこちら)

厚生労働省の国民健康・栄養調査による食品群別摂取量の数値において、昭和50年(1975年)と平成27年(2015年)を比較して減少した食品類を一つ選びなさい。
  • 緑黄色野菜
  • 牛乳・乳製品
  • 肉類
  • 魚介類

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は4です。

国民健康・栄養調査とは、国民の身体の状況、栄養摂取量及び生活習慣の状況を明らかにし、国民の健康の増進の総合的な推進を図るための基礎資料を得る事を目的として、健康増進法に基づき毎年実施されています。

昭和50年の食品群別摂取量は以下の通りです。
緑黄色野菜:48.2
牛乳・乳製品:103.6
肉類:64.2
魚介類:94

平成27年の食品群別摂取量は以下の通りです。
緑黄色野菜:94.4
牛乳・乳製品:132.2
肉類:91
魚介類:69

具体的な数値について覚える必要はありませんが、昔に比べ減っているもの、増えているものについてチェックしておきましょう。

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02

正解は4です。

厚生労働省の国民健康・栄養調査による食品群別摂取量の数値
昭和50年(1975年)と平成27年(2015年)は以下の通りです。(1人1日当たり)

1:緑黄色野菜
昭和50年⇒48.2g 平成27年⇒94.4g

2:牛乳・乳製品
昭和50年⇒103.6g 平成27年⇒132.1g

3:肉類
昭和50年⇒64.2g 平成27年⇒91.0g

4:魚介類
昭和50年⇒94.0g 平成27年⇒69.0g
⇒よって正解です。




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03

正解は4です。

「厚生労働省の国民健康・栄養調査」による食品群別摂取量 に関する問題はしばしば出題されるので、摂取量の推移を把握しておきましょう。

国民の食生活は、昭和50年(1975年)から40年間で、エネルギー摂取量は増加していませんが、炭水化物(米、小麦など)の摂取量は減少、動物性のたんぱく質や脂肪(肉、卵、乳製品)の摂取量は増加がみられます。

また動物性食品では、魚介類の摂取量は減少し、肉類の摂取量が増加しています。

緑黄色野菜の摂取量は増加し、緑黄色野菜に含まれるビタミンAの摂取量も増加傾向にあります。

一方、若い世代を中心に果物の摂取量は減少しており、ビタミンCの摂取量も減少傾向にあります。


減少した食品を選ぶ設問なので「4 .魚介類」が正解となります。

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