調理師の過去問
令和元年度(再試験)
栄養学 問18

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問題

調理師試験 令和元年度(再試験) 栄養学 問18 (訂正依頼・報告はこちら)

血液凝固に関係するビタミンとして、正しいものを一つ選びなさい。
  • ビタミン A
  • ビタミン D
  • ビタミン E
  • ビタミン K

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は4です。

1:ビタミンAは皮膚や粘膜、視力を保つ働きのあるビタミンです。レバー・うなぎ・卵黄・緑黄色野菜などに多く含まれます。

2:ビタミンDは小腸内でカルシウムとリンの吸収を促進し、骨の形成とはたらきに関係するビタミンです。レバー・いわし・かつお・まぐろ・干しシイタケ・きくらげなどに多く含まれます。
紫外線にあたると皮膚に生成されます。

3:ビタミンEは必須脂肪酸の酸化を防いだり、老化防止に役立つビタミンです。胚芽油・綿実油・ナッツ類・胚芽米などに多く含まれます。

4:ビタミンKは血液凝固因子の合成や骨の形成に必要なビタミンです。緑黄色野菜・納豆・海藻類に多く含まれます。
⇒よって正解です。

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02

正解は4です。

1.ビタミンAは、脂溶性ビタミンであり別名レチノールと呼ばれています。ビタミンAは皮膚の分化や視覚に影響するビタミンであり不足すると夜盲症という疾病を発症することもあります。肉牛などではビタミンAを制限することでサシの多い肉質の牛を作ることもあります。

2.ビタミンDはカルシフェロールと呼ばれ主に骨に関与するビタミンです。
日光に当たることでビタミンD3が活性化され小腸からのカルシウムの吸収を促進します。逆にビタミンDが不足すると骨から血中にカルシウムを放出するため骨粗しょう症の原因となります。

3.ビタミンEは脂溶性ビタミンでありトコフェロールと呼ばれます。抗酸化作用があり若返りビタミンともい呼ばれています。

4.ビタミンKは、脂溶性ビタミンでありK1(フィロキノン)とK2(メナキノン)があります。血液凝固因子であるプロトロンビンを作るための原料となるため、血液凝固機構に深く関わっています。緑黄色野菜や豆類、納豆などに多く含まれます。

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03

正解は4です。

ビタミンKは、血液凝固因子であるプロトロンビンを作るための原料となるため、血液凝固に強くかかわっています。
ビタミンKが欠乏すると、血液凝固能が低下し、流血した際に血が止まりづらいなどの危険性があります。
緑黄色野菜や豆類、納豆などに多く含まれます。

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