調理師の過去問
令和2年度10月実施分
公衆衛生学 問3
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問題
調理師試験 令和2年度10月実施分 公衆衛生学 問3 (訂正依頼・報告はこちら)
世界の公衆衛生に関わる国際機関と担当している事業の組み合わせとして、正しいものを一つ選びなさい。
- 国連食糧農業機関( FAO ) ―――――― 労働保健に関する事業
- 世界保健機関( WHO ) ―――――――― 医療、公衆衛生に関する指導・援助事業
- 国際労働機関( ILO ) ―――――――― 母子保健や児童に関する事業
- ユニセフ、国連児童基金( UNICEF ) ―― 食料(食糧)や農産物、栄養改善に関する事業
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この過去問の解説 (3件)
01
1:FAOは、食糧および農産物、栄養水準などに関する問題を担当する国際機関です。
「労働保健に関する事業」を担当する国際機関はILOです。
2:WHOは、1948年に成立した国際連合の一機関です。本部はスイスのジュネーブにあり、わが国は1951年加盟しています。
各国の伝染病情報や防疫対策の通報などを含む国際協力事業と、各国に対する医療、公衆衛生面での援助、指導に関する事業を担当しています。
⇒よって正解です。
3:ILOは、労働保健に関する問題を担当している国際機関です。
「母子保健や児童に関する事業」はUNISEFが担当しています。
4:UNISEFは、母子保健や児童に関する事業を担当している国際機関です。
「食糧や農産物、栄養改善に関する事業」を担当しているのは、FAOです。
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02
公衆衛生に関連する国際機関には、WHO(世界保健機構)があります。
WHO(世界保健機構)
人間の健康も基本的人権の一つと捉え、その達成を目的に医療、公衆衛生に関する指導・援助事業を行う。
試験には、ILOやUNICEFなど他の国際機関と比較した問題が出ることもあるので、国際機関の名称と事業内容の組み合わせは把握しておきたいです。
各選択肢については、以下のとおりです。
1 .誤りです。国連食糧農業機関( FAO )は、 労働保健ではなく食糧・農業の課題に関する事業を行っています。
2 .世界保健機関( WHO )は、医療、公衆衛生に関する指導・援助事業を行っているので正解です。
3 .誤りです。国際労働機関( ILO )は 名前のとおり、労働関連の問題に対応した事業を行っています。
母子保健や児童に関する事業を行っているのはユニセフです。
4 .誤りです。ユニセフ、国連児童基金( UNICEF )は、国際連合総会の補助機関で、世界中の子どもたちの命と健康を守る支援活動を行っています。
食料(食糧)や農産物、栄養改善に関する事業を行っているのは国連食糧農業機関( FAO )です。
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03
国内の調理師免許で世界の公衆衛生に関わる国際機関と担当している事業は世界保健機関(WHO)と医療や公衆衛生に関する指導や援助事業になります。だから正解は2の世界保健機関です。
その他の回答選択肢は以下の通りです。
回答1:国連食糧農業機関(FAO)は飢餓の撲滅を世界の食糧生産と分配の改善と生活向上に関する機関なので調理師が学ぶ公衆衛生とは関係なく間違いです。
回答3:国際労働機関(ILO)は世界の労働者の労働条件と生活水準の改善に関する機関で、調理師が学ぶ公衆衛生とは関係なく間違いです。
回答4:ユニセフ、国連児童基金(UNICEF)は緊急援助を子供を対象にした活動を行っている機関で調理師が学ぶ公衆衛生とは関係なく間違いです。
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