調理師の過去問
令和2年度12月実施分
食品衛生学 問32
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問題
調理師試験 令和2年度12月実施分 食品衛生学 問32 (訂正依頼・報告はこちら)
耐熱温度が最も高い容器包装に用いられるプラスチックとして、正しいものを一つ選びなさい。
- ポリエチレン
- 塩化ビニル
- ポリスチレン
- ポリエチレンテレフタレート
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この過去問の解説 (3件)
01
耐熱温度が最も高い容器包装に用いられるプラスチックとして正しいものは「ポリエチレンテレフタレート」です。
ポリエチレンの耐熱温度は80℃から100℃ですが、加熱は避ける必要があり誤りです。
塩化ビニルの耐熱温度は60℃から80℃と低めなので誤りです。
ポリスチレンの耐熱温度は70℃から90℃と低めなので誤りです。
耐熱温度は形態によっても異なりますが、延伸フィルムで200℃程度、無延伸シートで60℃、耐熱ボトルで85℃になります。
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02
正解は4です。
1:ポリエチレンの耐熱温度は70~100℃です。
ラップフィルム、ザル、容器等に使われます。
2:塩化ビニルの耐熱温度は60~70℃です。
ラップフィルム、卵パックに使われます。
3:ポリスチレンの耐熱温度は70~90℃です。
卵パック、ストロー、まな板、乳酸菌飲料用ビンに使われます。
4:ポリエチレンテレフタレートの耐熱温度は約200℃です。
各種清涼飲料水用びん、レトルト食品などに使われます。
⇒よって正解です。
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03
正解は4です。
プラスチックの中でも、ポリエチレンテレフタレートに関する問題の出る傾向があります。ポリエチレンテレフタレートの特徴さえ覚えておけば、ほかの3つが分からなくても迷わないと思います。
ポリエチレンテレフタレートは「PET」とも呼ばれ、ペットボトル、卵パック、惣菜などの包装容器、フリース(衣料)などに広く用いられているプラスチックです。
PETは熱可塑性ポリエステルで、耐熱温度は200℃以上、耐寒性は-60℃と耐熱性、耐寒性に優れます。透明性があり、フィルム、飲料ボトルなどにも使われます。
その他の回答選択肢は以下の通りです。
1 .誤りです。ポリエチレン(PE)の耐熱温度は70~90℃です。
2 .誤りです。塩化ビニル(PVC)の耐熱温度は60~80℃です。
3 .誤りです。ポリスチレン(PS)の耐熱温度は70~90℃です。
4 .正解です。ポリエチレンテレフタレート(PET)の耐熱温度は200℃以上です。他の3つは耐熱温度が低く、PETは耐熱温度が高いです。
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