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調理師の過去問 令和3年度10月実施分 公衆衛生学 問8

問題

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環境汚染と原因物質の組み合わせとして、正しいものを一つ選びなさい。
   1 .
光化学オキシダント ―― 二酸化硫黄
   2 .
海洋汚染 ――――――― フロン類
   3 .
酸性雨 ―――――――― 二酸化窒素
   4 .
水質汚濁 ――――――― 微小粒子状物質(PM2.5)
( 調理師試験 令和3年度10月実施分 公衆衛生学 問8 )
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この過去問の解説 (3件)

74

正解は「酸性雨 ―――二酸化窒素」です。

選択肢1. 光化学オキシダント ―― 二酸化硫黄

  光化学オキシダントの原因物質は、窒素酸化物、炭化水素です。 

  工場の煙や自動車の排気ガスなどに含まれている窒素酸化物や炭化水素が、

  太陽からの紫外線を受ると光化学反応を起こし、オゾンを主成分とし、

  パーオキシアセチルナイトレートなどが生成されます。

  これらの酸化力の強い物質を、光化学オキシダントといいます。 

  また、これらの物質からできたスモッグを光化学スモッグといいます。

選択肢2. 海洋汚染 ――――――― フロン類

  フロンはオゾン層を破壊する物質です。

  フロンは、人類が発明した人工物質で、1928年に、冷蔵庫などの冷媒として

  開発されました。

  現在では、オゾン層破壊の原因物質、温室効果ガスであることから、

  先進国を中心に、使用が制限されています。

  海洋汚染の原因には、海洋ゴミや工場排水、生活排水に含まれる

  有害物質などがあります。

選択肢3. 酸性雨 ―――――――― 二酸化窒素

  酸性雨の原因は、自動車や工場から排出される硫黄酸化物や

  窒素酸化物です。

  硫黄酸化物や窒素酸化物などが上空で化学反応を起こし、酸性物質となり、

  それが雨雲に溶け込むことで酸性雨になります。

  酸性雨は、農作物や森林を枯らしたり、コンクリートを溶かしたり、

  金属に錆を発生させたりして建造物や文化財に被害を与えています。

  窒素酸化物は、物が高い温度で燃えたときに、空気中の窒素と酸素が

  結びついて発生する、一酸化窒素と二酸化窒素などのことなので、

  正解です。

選択肢4. 水質汚濁 ――――――― 微小粒子状物質(PM2.5)

  微小粒子状物質(PM2.5)

  PM2.5とは、

  大気中に浮遊している粒子状物質のうち、粒径が2.5μm以下の

  粒子のことです。

  発生源は、工場、自動車、船、海塩、火山噴煙などがあります。

  

  水質汚濁の原因には、カドミウム、鉛などの重金属や有機水銀、

  揮発性有機化合物 などがあります。

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31

正解は「酸性雨 ―――二酸化窒素」です。

選択肢1. 光化学オキシダント ―― 二酸化硫黄

光化学オキシダントの原因物質は、窒素化合物や炭化水素です。

  二酸化硫黄が原因物質の公害は酸性雨です。

選択肢2. 海洋汚染 ――――――― フロン類

海洋汚染の原因物質はごみや船舶からの油、工業廃水や生活排水に含まれる有害物質などです。

フロン類が原因物質の公害はオゾン層の破壊です。オゾン層が破壊されると、オゾン層が吸収していた有害な紫外線が地上へ降ることになります。

選択肢3. 酸性雨 ―――――――― 二酸化窒素

酸性雨の原因物質は、硫黄酸化物や窒素酸化物です。そのため、二酸化窒素は正解です。

 それらの原因物質が空気中で化学反応を起こし硫酸や硝酸となって雨に溶け酸性雨となります。

選択肢4. 水質汚濁 ――――――― 微小粒子状物質(PM2.5)

水質汚濁の原因物質は重金属や有機水銀、排水に含まれる化学物質などがあります。

 微小粒子状物質(PM2.5)が原因物質の公害は大気汚染です。

1

正解は、「酸性雨 ――二酸化窒素」です。

選択肢1. 光化学オキシダント ―― 二酸化硫黄

不正解です。

光化学オキシダントの原因物質は、窒素酸化物炭化水素です。

この二つの物質は、工場の煙や車の排気ガスなどに含まれており、太陽からの紫外線による化学反応によってできたものの総称を光化学オキシダントといいます。

二酸化硫黄が原因の公害は、酸性雨です。

選択肢2. 海洋汚染 ――――――― フロン類

不正解です。

海洋汚染の原因物質は、海洋プラスチック、ゴミの不法投棄、船舶の事故などによる油の流出、工場などからの化学物質の排出、生活排水などがあげられます。

フロン類が原因の公害は、フロンガス汚染です。

選択肢3. 酸性雨 ―――――――― 二酸化窒素

正解です。

酸性雨の原因物質は、二酸化窒素です。

他にも、二酸化硫黄があげられます。

これらの物質は、大気中で光化学反応などの化学変化を起こし、硫酸や硝酸となって降水に溶け込み、酸性雨になります。

選択肢4. 水質汚濁 ――――――― 微小粒子状物質(PM2.5)

不正解です。

水質汚濁の原因物質は、カドミウムや鉛などの金属類や、プラスチックなどに含まれる化学物質です。

水質汚濁が引き起こす病気で有名なものは、水俣病、イタイイタイ病などがあげられます。

微粒子状物質(pm2.5)は、濃度によっては気管支喘息や気管支炎などの呼吸器症状が現れます。

ちなみに、pm2.5と黄砂はそれぞれ別物です。

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微粒子状物質(pm2.5):大気中に浮遊している直径2.5μm以下の粒子のこと。

(直径2.5μm以下であれば黄砂もpm2.5といえます)

まとめ

公害による健康被害、原因物質は紐付けて覚えておきましょう。

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