調理師の過去問
令和3年度10月実施分
公衆衛生学 問7
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問題
調理師試験 令和3年度10月実施分 公衆衛生学 問7 (訂正依頼・報告はこちら)
ヘルスプロモーションに関する記述について、正しいものを一つ選びなさい。
- アルマ・アタ宣言によって提唱された理念である。
- 開発途上国を主な対象として提唱された。
- 一次予防から三次予防までを包括した概念である。
- 健康日本21の基本理念にも組み込まれている。
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この過去問の解説 (3件)
01
正解は、「健康日本21の基本理念にも組み込まれている。」です。
ヘルスプロモーションは、WHO(世界保健機関)によって、
1986年にオタワ憲章で提唱されました。
先進国を対象として、提唱されました。
「人々が自らの健康とその決定要因をコントロールし、改善することができるようにするプロセス」と定義されており、
一次予防を重視した概念です。
一次予防では、病気になることを未然に防ぎ、健康増進を図ることを目指します。
日本では、ヘルスプロモーションを受け、健康日本21という取り組みが
始まりました。
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02
正解は「健康日本21の基本理念にも組み込まれている。」です。
ヘルスプロモーションは、1986年にWHOが提唱しました。
「人々が自らの健康をコントロールし、改善できるようにするプロセス」と定義されています。
ヘルスプロモーションは、先進国をはじめ世界全体を対象としています。
ヘルスプロモーションは、一次予防を目的とする概念です。
一次予防は未然に病を防ぐ予防、二次予防は健診などで病気の早期発見を指す予防、三次予防はリハビリなど社会復帰や再発を防止する予防です。
健康日本21の基本理念には、ヘルスプロモーションが組み込まれています。
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03
正解は、「健康日本21の基本理念にも組み込まれている。」です。
不正解です。
ヘルスプロモーションとは、WHO(世界保健機関)が1986年のオタワ憲章で提唱したものです。2005年にはバンコク憲章で再提唱しました。
アルマ・アタ宣言は、旧ソ連の首都(アルマ・アタ)にて、WHOとUNICEFの主導のもと、世界の143ヵ国、67国際機関の代表が集まり、PHCについて出された歴史的な宣言です。
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PHC:プライマリ・ヘルス・ケア
不正解です。
ヘルスプロモーションは、先進国をはじめ世界全体を対象としています。
不正解です。
ヘルスプロモーションは、一次予防を目的とする概念です。
一次予防:未然に病を防ぐ予防
二次予防:健診などで病気の早期発見を指す予防
三次予防:リハビリなど社会復帰や再発を防止する予防
正解です。
健康日本21の基本理念には、ヘルスプロモーションが組み込まれています。
ヘルスプロモーションとは、「人々が自らの健康をコントロールし、改善することができるようにするプロセスである」と定義されています。
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