問題
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いま、ある事業を独占的に提供している既存の企業Aがある。この事業には、新規参入を希望する企業Bも存在している。企業Aは、この事業で「高価格」戦略か「低価格」戦略を採用することができ、企業Bは、「参入」ないし「参入せず」を選択することができる。以下の樹形図は、このようなゲームの様子を整理したものであり、カッコ内の値は、左が企業A、右が企業Bの利得を表している。なお、政府は、この事業へ参入規制を設けて、新規企業Bが「参入」を選択できないように計らうこともできる。
このときの記述として、最も適切なものの組み合わせを下記の解答群から選べ。
a 政府が参入規制を設けていない場合、企業Aが「高価格」を設定し、企業Bが「参入せず」を選択するのはナッシュ均衡である。
b 政府が参入規制を設けていない場合、企業Aが「低価格」を設定し、企業Bが「参入せず」を選択するのはナッシュ均衡である。
c バックワード・インダクションの解では、政府が参入規制を設けていない場合、企業Bは「参入せず」を選択する。
d バックワード・インダクションの解では、政府が参入規制を設けている場合、企業Aは「低価格」を選択する。
このときの記述として、最も適切なものの組み合わせを下記の解答群から選べ。
a 政府が参入規制を設けていない場合、企業Aが「高価格」を設定し、企業Bが「参入せず」を選択するのはナッシュ均衡である。
b 政府が参入規制を設けていない場合、企業Aが「低価格」を設定し、企業Bが「参入せず」を選択するのはナッシュ均衡である。
c バックワード・インダクションの解では、政府が参入規制を設けていない場合、企業Bは「参入せず」を選択する。
d バックワード・インダクションの解では、政府が参入規制を設けている場合、企業Aは「低価格」を選択する。
1 .
aとc
2 .
aとd
3 .
bとc
4 .
bとd
( 中小企業診断士試験 第1次試験 経済学・経済政策 平成27年度(2015年) 問22 )