中小企業診断士の過去問
平成27年度(2015年)
財務・会計 問8

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問題

中小企業診断士試験 第1次試験 財務・会計 平成27年度(2015年) 問8 (訂正依頼・報告はこちら)

販売予算が以下のとおり編成されていたとする。いま、第2四半期(Q2)の実際販売量が1,100個、販売価格が99,000円であったとする。数量差異と価格差異の組み合わせとして、最も適切なものを下記の解答群から選べ。
問題文の画像
  • 数量差異900万円(不利差異)と価格差異210万円(不利差異)
  • 数量差異1,000万円(不利差異)と価格差異110万円(不利差異)
  • 数量差異1,100万円(不利差異)と価格差異10万円(不利差異)
  • 数量差異1,200万円(不利差異)と価格差異90万円(有利差異)

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この過去問の解説 (2件)

01

数量差異を求める式は以下の通りです。
数量差異=(実際販売数量-計画販売数量)×計画販売価格
そのため
(1,100-1,200)×100,000=-1,000万円
となります。

価格差異を求める計算式は以下の通りです。
価格差異=(実際販売価格-計画販売価格)×実際販売数量
そのため
(99,000-100,000)×1,100=110万円
となります。

したがって項番2が正解となります。

よって

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02

利益差異分析の問題です。

まず、設問中の不利差異なのか有利差異なのか、ですが、計画より上回っているのが有利差異、下回るのが不利差異です。

問題において、計画販売数量1200個に対して、1100個

価格も計画10万円に対して、9.9万円ですので、

どちらも不利差異です。

数量差異は、10万円×100個=1,000万円

価格差異は、0.1万円×1100個=110万円

となります。

よって、正解は2

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