中小企業診断士の過去問
平成27年度(2015年)
企業経営理論 問16
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問題
中小企業診断士試験 第1次試験 企業経営理論 平成27年度(2015年) 問16 (訂正依頼・報告はこちら)
バーナードの理論において、組織の権威の根拠を従業員に求めたとき、上意下達のリーダーシップが維持されると考えられる理由として、最も適切なものはどれか。
- 従業員が組織の権威を受け入れている場合、組織的なコミュニケーションに従わないことは、自らの利害を損ねることになるから。
- 組織の権威を受け入れた従業員の間には、組織に反抗する非公式組織が形成されないから。
- 組織の権威を伝達するためには、ビジョンを提示し、自ら部下の規範となる行動を行い、その結果を評価することができるカリスマ的リーダーシップが求められるから。
- リーダーが何を命令しようが、従業員がそれに従おうとしない限り、命令は実行されないから。
- リーダーシップには、単に従業員に命令を下して目的を達成する機能だけではなく、人間関係に配慮して集団凝集性を高める機能の両方が求められるから。
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この過去問の解説 (2件)
01
記述の通りです。
2:不適切です。
非公式組織の形成は関係ありません。
3:不適切です。
カリスマ的リーダーシップは必ずしも必要ではありません。
4:不適切です。
上意下達のリーダーシップ維持とは関係しない記述です。
5:不適切です。
バーナードの理論において、人間関係に配慮して集団凝集性を高める機能は求められていません。
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02
上意下達とは、リーダーの指揮命令のもとで部下が行動することです。
適切です。
バーナードの理論では、コミュニケーションが重要な要素の1つとされています。
従業員が組織の権威を受け入れている場合、組織的なコミュニケーションに従わないことは、結果として自分だけ組織と異なる動きをすることになり、不利益を生じる可能性があります。
不適切です。
組織に反抗する非公式組織が形成されないとは限りません。
不適切です。
バーナードの理論では、カリスマ的リーダーシップは関係ありません。
不適切です。
上意下達のリーダーシップではありません。
バーナードの理論では、集団凝集性を高める機能は関係ありません。
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