中小企業診断士の過去問
平成27年度(2015年)
企業経営理論 問22

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問題

中小企業診断士試験 第1次試験 企業経営理論 平成27年度(2015年) 問22 (訂正依頼・報告はこちら)

組織は、ときに環境変化に対して抵抗することがある。組織が変化へ抵抗する理由として、最も不適切なものはどれか。
  • 個人が変革を志向していたとしても、グループの規範がこれを抑制する慣性をもつから。
  • 組織が有する公式化されたルールが、既存のルールに従うよう組織メンバーを社会化するから。
  • 組織固有の特殊スキルを持つグループが、組織の外部へと専門家ネットワークを広げているから。
  • 組織内で大きな予算を有し決定権限を持つグループが、自らの利益や権力を守ろうとするから。
  • 組織を構成するサブシステムが存在するため、変化が部分的なものにとどまりがちになるから。

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この過去問の解説 (2件)

01

1:適切です。
記述の通りです。

2:適切です。
記述の通りです。

3:不適切です。
記述は組織が変化へ抵抗する理由とはなりません。特殊スキルを持つグループのスキルが不要になる場合などには抵抗が起きることが考えられます。

4:適切です。
記述の通りです。現実の企業でもこのような事例を見かけます。

5:適切です。
記述の通りです。

参考になった数16

02

組織が変化へ抵抗する理由に関する問題です。

選択肢1. 個人が変革を志向していたとしても、グループの規範がこれを抑制する慣性をもつから。

適切です。

選択肢2. 組織が有する公式化されたルールが、既存のルールに従うよう組織メンバーを社会化するから。

適切です。

選択肢3. 組織固有の特殊スキルを持つグループが、組織の外部へと専門家ネットワークを広げているから。

不適切です。

組織固有の特殊スキルを持つグループは、組織の変化へ抵抗することが想定されますが、組織の外部へと専門家ネットワークを広げているわけではありません。

選択肢4. 組織内で大きな予算を有し決定権限を持つグループが、自らの利益や権力を守ろうとするから。

適切です。

選択肢5. 組織を構成するサブシステムが存在するため、変化が部分的なものにとどまりがちになるから。

適切です。

参考になった数3