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中小企業診断士の過去問 平成27年度(2015年) 企業経営理論 問29

問題

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次の文章を読んで、下記の設問に答えよ。

Aさんはアウトドア・グッズを品揃えする専門店を営んでいる。単独店舗による経営で、従業者はAさんを含む3名である。開業時からスポーツ自転車を取り扱ってきたが、ここ数年の自転車ブームを受けて、「この小売店オリジナルの自転車や関連雑貨を用意してほしい」という顧客の声が目立っている。Aさんは、「PB商品の品揃えは、大きな小売業者でなければ難しいのではないか」と思い込んでいたが、様々な事例を参考にすべく、関連するテーマの本や雑誌を読んだり、各地の小売業者に話を聞きに行ったりしながら、自店のPB商品導入を検討している

文中の下線部②に関連して、小売業者のPB商品の一部導入に関する記述として、最も適切なものはどれか。
   1 .
PB商品の導入によって、NB商品の一部が小売業者の店頭から姿を消すため、小売業者の独立性が低下する。
   2 .
PB商品の導入によって、消化仕入れの取引条件を活用することが可能となり、在庫保有に起因する危険負担を軽減することができる。
   3 .
PB商品の導入によって、商圏内の競争関係にある店舗との間で、自らの店舗が独占的状況を作り出しやすくなる。
   4 .
PB商品の導入によって、自らが価格設定を行う必要がなくなるので、仕入れに関する多くの業務を削減することができる。
( 中小企業診断士試験 第1次試験 企業経営理論 平成27年度(2015年) 問29 )
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この過去問の解説 (2件)

12
1:不適切です。
PB商品の導入は小売業者の独立性を高めると考えられます。

2:不適切です。
PB商品の導入は、仕入先が在庫として保有しているメリットがほとんどありませんので、小売業者が希望する量の生産を在庫として買い取ることが想定されます。そのため、在庫保有に起因する危険負担は増加することなります。

3:適切です。
PB商品の導入によって小売業者は独自性を発揮することができます。その独自性が消費者に受け入れられれば自らの店舗が独占的状況を作り出しやすくなることが考えられます。
「PB導入=市場独占」ではないため少し選びにくい選択肢ですが他の設問よりも正しい記述ですので正解と判断できます。

4:不適切です。
PB商品の価格設定は小売業者自らが行います。

付箋メモを残すことが出来ます。
0

PBの導入に関する問題です。

選択肢1. PB商品の導入によって、NB商品の一部が小売業者の店頭から姿を消すため、小売業者の独立性が低下する。

不適切です。

PBの導入により、他社と差別化を行うこともでき、独立性は高まると思われます。

選択肢2. PB商品の導入によって、消化仕入れの取引条件を活用することが可能となり、在庫保有に起因する危険負担を軽減することができる。

不適切です。

NBと比較してPBのほうが、小売店が在庫の責任(危険負担)を大きく負担することが想定されます。

選択肢3. PB商品の導入によって、商圏内の競争関係にある店舗との間で、自らの店舗が独占的状況を作り出しやすくなる。

適切です。

選択肢4. PB商品の導入によって、自らが価格設定を行う必要がなくなるので、仕入れに関する多くの業務を削減することができる。

不適切です。

PB商品の価格設定も小売業者が行うことです。

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