中小企業診断士の過去問
平成27年度(2015年)
企業経営理論 問35

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問題

中小企業診断士試験 第1次試験 企業経営理論 平成27年度(2015年) 問35 (訂正依頼・報告はこちら)

消費者心理に関する記述として、最も適切なものはどれか。
  • 近年、ブランド関連商品をおまけに付けた雑誌が売上を伸ばしているが、その要因は「道具的条件づけ」で説明することができる。
  • 消費者の知覚リスクは、商品知識が乏しい場合や複雑な商品の場合に高まるが、商品に対する関与が高い場合や多くの選択肢から選べる場合には低下する。
  • 消費者の認知や好意的評価を得ていない新しい商品やサービスの場合には、一般的に、自社ブランドの強みとなる一点を集中的に訴求することが有効である。
  • プロモーション活動において、たとえば紫外線が肌にもたらす悪影響を示すメッセージが化粧品に用いられることがある。通常、恐怖喚起が強ければ強いほど商品効能に対する説得効果は高まる。

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この過去問の解説 (2件)

01

1:適切です。

記述の通りです。

2:不適切です。

知覚リスクとは、消費者が回避したいと考える不安や結果などを指します。消費者の知覚リスクは商品に対する関与が高い場合や少ない選択肢から選べる場合には低下します。

3:不適切です。

消費者の認知や好意的評価を得ていない新しい商品やサービスの場合には、自社ブランドの強みとなる1点を集中的に訴求するよりも、商品の認知をしてもらうためのプロモーションを考える必要があります。

4:不適切です。

恐怖喚起は強くなりすぎると効果が弱まるとされています。そのため強ければ強いほど商品効能に対する説得効果が高まるわけではありません。

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02

消費者心理に関する問題です。

選択肢1. 近年、ブランド関連商品をおまけに付けた雑誌が売上を伸ばしているが、その要因は「道具的条件づけ」で説明することができる。

適切です。

選択肢2. 消費者の知覚リスクは、商品知識が乏しい場合や複雑な商品の場合に高まるが、商品に対する関与が高い場合や多くの選択肢から選べる場合には低下する。

不適切です。

知覚リスクとは、商品を購入した際や使用した際に感じる不安のことです。

選択肢3. 消費者の認知や好意的評価を得ていない新しい商品やサービスの場合には、一般的に、自社ブランドの強みとなる一点を集中的に訴求することが有効である。

不適切です。

消費者の認知や好意的評価を得ていない場合は、その商品について全体的に知ってもらう必要があります。

選択肢4. プロモーション活動において、たとえば紫外線が肌にもたらす悪影響を示すメッセージが化粧品に用いられることがある。通常、恐怖喚起が強ければ強いほど商品効能に対する説得効果は高まる。

不適切です。

恐怖喚起は強すぎる場合には説得効果が下がってしまいます。

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