中小企業診断士の過去問
平成27年度(2015年)
企業経営理論 問39

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問題

中小企業診断士試験 第1次試験 企業経営理論 平成27年度(2015年) 問39 (訂正依頼・報告はこちら)

プロモーションに関する記述として、最も適切なものはどれか。
  • コーズリレーテッド・マーケティングは、一般的に、当該企業の事業収益と関連づけない。
  • パブリシティについては、原則として、ニュース性の高い情報であれば、企業がコントロールすることができる。
  • パブリックリレーションズでは、製品、人、地域、アイデア、活動、組織、さらには国家さえも対象としてコミュニケーションを実施する。
  • プロモーションミックスとは、広告、セールスプロモーション、パブリックリレーションズ、インベスターズリレーションズの4つの活動を、マーケティング目標に応じて適切に組み合わせることをいう。

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この過去問の解説 (2件)

01

1:不適切です。
コーズリレーテッド・マーケティングとは特定の商品やサービスの売上の一部を、環境保護や社会貢献に結びつくように寄付する取り組みで企業のイメージアップを図るマーケティング手法です。
事業の収益と関連付けることが特徴です。

2:不適切です。
パブリシティは、メディア等に企業がニュース素材を提供するような活動を指します。企業がお金を支払って宣伝をする広告と異なり、メディア側の判断でその素材を取り扱うかどうか決めるので、企業がコントロールすることはできません。

3:適切です。
記述の通りです。

4:不適切です。
プロモーションミックスとは、広告、セールスプロモーション、パブリックリレーションズ、人的販売の4つの活動を指します。
なおインベスターリレーションズは投資家向けに情報を発信する活動を指します。

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02

プロモーションに関する問題です。

選択肢1. コーズリレーテッド・マーケティングは、一般的に、当該企業の事業収益と関連づけない。

不適切です。

コーズリレーテッド・マーケティングとは、企業の収益の一部を寄付団体などに送付し、社会奉仕活動と企業イメージを結びつけることです。そのため当該企業の事業収益と関連付けられます。

選択肢2. パブリシティについては、原則として、ニュース性の高い情報であれば、企業がコントロールすることができる。

不適切です。

パブリシティはメディアに取り上げられることで企業のプロモーションを行うことですので、企業がコントロールすることは難しいです。

選択肢3. パブリックリレーションズでは、製品、人、地域、アイデア、活動、組織、さらには国家さえも対象としてコミュニケーションを実施する。

適切です。

選択肢4. プロモーションミックスとは、広告、セールスプロモーション、パブリックリレーションズ、インベスターズリレーションズの4つの活動を、マーケティング目標に応じて適切に組み合わせることをいう。

不適切です。

プロモーションミックスとは、広告、セールスプロモーション、パブリックリレーションズ、人的販売の4つの活動を組み合わせることです。

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