中小企業診断士の過去問
平成27年度(2015年)
運営管理 問7

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問題

中小企業診断士試験 第1次試験 運営管理 平成27年度(2015年) 問7 (訂正依頼・報告はこちら)

コンカレントエンジニアリングに関する記述として、最も適切なものはどれか。
  • 企業の目標の達成を阻害する制約条件を発見し、それに対処するためのシステムの改善を図った。
  • 資材供給から生産、流通、販売に至る物またはサービスの供給連鎖をネットワークで統合化し、情報を共有することによって経営業務全体のスピードおよび効率を高めた。
  • 製品の企画段階から設計、生産、販売までの過程を統合化し、リードタイムの短縮を実現した。
  • 製品のライフサイクルの中で使用される製品に関する種々のデータを互いに関連付けて、一元的な管理を行った。

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この過去問の解説 (2件)

01

コンカレントエンジニアリング(CE)とは製品設計から販売までを統合化し同時進行で行う製品開発の手法です。

1:不適切です。
CEとは直接関係のない説明です。

2:不適切です。
記述はサプライチェーンマネジメント(SCM)の説明です。CEは経営業務全体のスピード及び効率を高める手法ではありません。

3:適切です。
記述の通りです。

4:不適切です。
記述の内容はPDMに関する説明です。CEとは直接関係のない説明です。

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02

コンカレントエンジニアリングに関する問題です。

コンカレントエンジニアリングとは、複数のプロセスを同時進行で行うことで開発期間の短縮やコスト改善、効率の向上を目指すものです。

選択肢1. 企業の目標の達成を阻害する制約条件を発見し、それに対処するためのシステムの改善を図った。

不適切です。

コンカレントエンジニアリングの説明とは異なります。

選択肢2. 資材供給から生産、流通、販売に至る物またはサービスの供給連鎖をネットワークで統合化し、情報を共有することによって経営業務全体のスピードおよび効率を高めた。

不適切です。

サプライチェーンマネジメントの説明です。

選択肢3. 製品の企画段階から設計、生産、販売までの過程を統合化し、リードタイムの短縮を実現した。

適切です。

選択肢4. 製品のライフサイクルの中で使用される製品に関する種々のデータを互いに関連付けて、一元的な管理を行った。

不適切です。

コンカレントエンジニアリングはプロセスを同時進行するもので、データの関連付けではありません。

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