中小企業診断士の過去問
平成27年度(2015年)
運営管理 問29
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問題
中小企業診断士試験 第1次試験 運営管理 平成27年度(2015年) 問29 (訂正依頼・報告はこちら)
小売業の販売方法に関する記述として、最も不適切なものはどれか。
- 慣習価格を崩さずに商品の容量を減らすことは、顧客生涯価値を高めるのに役立つ。
- クーポンを発行して、レジで商品の価格を割り引いて販売することは、単なる値引きと比べて消費者の内的参照価格の低下を防ぐのに役立つ。
- シーズン性のある商品をそのシーズンの終わりに価格を割り引いて販売することは、商品在庫の削減に役立つ。
- 商品の価格を変更せずに容量を増やして販売することは、割安感を演出するのに役立つ。
- 値引き後の販売価格と値引き前の通常販売価格を二重価格表示することは、割安感を演出するのに役立つ。
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この過去問の解説 (2件)
01
慣習価格を崩さずに商品の容量を減らすことは実質的な値上げとなるため、顧客生涯価値向上には貢献しません。
2:適切です。
内的参照価格とは、ある商品に対する消費者の基準となる価格です(イメージする金額、相場観のようなもの)。記述のように直接的な値引きではなくクーポン発行をすることで内的参照価格の低下を防ぐことが可能となります。
3:適切です。
記述の通りです。
4:適切です。
記述の通りです。
5:適切です。
記述の通りです。現実のスーパーでもこのような表記で顧客の購買意欲向上を狙っている例がみられます。
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02
小売業の販売方法に関する問題です。
文章の内容で容易に正誤判断が可能な、ボーナス問題です。
「最も不適切なもの」を選択させる指示になっていることに注意してください。
いわゆる「ステルス値上げ」です。顧客生涯価値を高める要因にはなり得ないため、不適切な選択肢です。
正解の選択肢となります。
正解の選択肢となります。
正解の選択肢となります。
正解の選択肢となります。
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