中小企業診断士 過去問
平成27年度(2015年)
問171 (経営情報システム 問11)
問題文
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問題
中小企業診断士試験 第1次試験 経営情報システム 平成27年度(2015年) 問171(経営情報システム 問11) (訂正依頼・報告はこちら)
- OSのマルチタスクの多重度で性能を評価する。
- 主記憶装置のデータ書き換え速度で性能を評価する。
- ターンアラウンドタイムではなく、レスポンスタイムで性能を評価する。
- 命令の処理量や周辺機器とのやり取り等を総合的に加味した、単位時間当たりの処理件数で性能を評価する。
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この過去問の解説 (2件)
01
システム性能の指標の一つであるスループットについての出題です。
スループットとは、コンピュータが単位時間内に処理できるデータ量のことです。
回線速度や周辺機器の処理速度などシステム全体のやり取りを通じて、最終的に処理がどれほどの速度で実行されているかを計測します。
各選択肢をそれぞれ解説します。
マルチタスクとは同時に複数の処理を実行することで、スループットについての記述ではありません。
そのため本選択肢は不正解です。
スループットに影響するのは、補助記憶装置やOSの速度もあるため、主記憶装置のデータ書き換え速度のみで性能を評価することはできません。
そのため本選択肢は不正解です。
スループットについての記述ではないため、本選択肢は不正解です。
ターンアラウンドタイムとは、コンピュータに指示を出してから、出力が完了するまでの時間です。
レスポンスタイムとは、コンピュータに指示を出してから、最初の出力が出るまでの時間を指しています。
スループットの説明として適切であるため、本選択肢が正解です。
スループットはコンピュータやネットワークの性能を評価する代表的な指標です。
単位時間内に処理できるデータ件数という定義を理解しておきましょう。
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02
2.✕:処理速度ではありません。
3.✕:どちらもシステムの応答時間を意味しているため誤りです。
4.◯:正解です。処理される仕事の量を表しています。
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