中小企業診断士の過去問
平成28年度(2016年)
財務・会計 問9
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問題
中小企業診断士試験 第1次試験 財務・会計 平成28年度(2016年) 問9 (訂正依頼・報告はこちら)
次の資料に基づいて、下記の設問に答えよ。
資料に関する説明の組み合わせとして、最も適切なものを下記の解答群から選べ。
a 全部原価計算を採用した場合、第1期と第2期の営業利益は同じである。
b 第1期では、全部原価計算を採用した場合の営業利益の方が、直接原価計算を採用した場合よりも大きい。
c 第2期では、全部原価計算を採用した場合の営業利益の方が、直接原価計算を採用した場合よりも大きい。
d 直接原価計算を採用した場合、第1期と第2期の営業利益は同じである。
資料に関する説明の組み合わせとして、最も適切なものを下記の解答群から選べ。
a 全部原価計算を採用した場合、第1期と第2期の営業利益は同じである。
b 第1期では、全部原価計算を採用した場合の営業利益の方が、直接原価計算を採用した場合よりも大きい。
c 第2期では、全部原価計算を採用した場合の営業利益の方が、直接原価計算を採用した場合よりも大きい。
d 直接原価計算を採用した場合、第1期と第2期の営業利益は同じである。
- aとb
- aとc
- bとd
- cとd
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この過去問の解説 (2件)
01
全部原価計算と直接原価計算、
それぞれの営業利益を計算します。
第1期
全部原価計算での営業利益は、
(1,000円ー600円ー300円)×100個=10,000円
直接原価計算での営業利益は、
(1,000円ー600円)×100個ー33,000=7,000円
となります。
第2期
全部原価計算での営業利益は、
(1,000円ー600円ー360円)×100個=4,000円
直接原価計算での営業利益は、
(1,000円ー600円)×100個ー33,000=7,000円
となります。
よって、b.とd.が正しいため、
正解は3.になります。
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02
全部原価計算と直接原価計算の知識を問う問題です。
●全部原価計算
第1期:(1,000円-900円)×100個=10,000円
第2期:(1,000円×100個)-(9,000円+90個×600円)+33,000円=4,000円
→全部原価計算を採用した場合、第1期と第2期の営業利益は同じである(a)は誤り
●直接原価計算
第1期:(1,000円-600円)×100個-33,000=7,000円
第2期:(1,000円ー600円)×100個-33,000=7,000円
→直接原価計算を採用した場合、第1期と第2期の営業利益は同じである(d)は正しい
第1期では、全部原価計算を採用した場合の営業利益の方が、直接原価計算を採用した場合よりも大きい(b)→正しい
第2期では、全部原価計算を採用した場合の営業利益の方が、直接原価計算を採用した場合よりも大きい(c)→誤り
以上から、bとdの組み合わせが正解の選択肢となります。
不適切な選択肢となります。
不適切な選択肢となります。
正解の選択肢となります。
不適切な選択肢となります。
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