中小企業診断士の過去問
平成28年度(2016年)
財務・会計 問14
このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。
問題
中小企業診断士試験 第1次試験 財務・会計 平成28年度(2016年) 問14 (訂正依頼・報告はこちら)
リスク中立的な投資家の効用関数のグラフとリスク回避的な投資家の効用関数のグラフの組み合わせとして、最も適切なものを下記の解答群から選べ。
- リスク中立的な投資家:① リスク回避的な投資家:②
- リスク中立的な投資家:① リスク回避的な投資家:③
- リスク中立的な投資家:① リスク回避的な投資家:④
- リスク中立的な投資家:③ リスク回避的な投資家:②
- リスク中立的な投資家:③ リスク回避的な投資家:④
正解!素晴らしいです
残念...
この過去問の解説 (2件)
01
リスク中立的とは、リスクの大きさと、投資効果の期待値の大きさが比例することになりますので、リスク中立的な投資家の効用関数は①になります。
リスク回避的とは、投資効果の期待値が大きくても、リスクが高ければ投資を避けることを意味しますので、富と効用に対し、逓減的な関数になり、②で表されます。
よって、1.が正解です。
参考になった数7
この解説の修正を提案する
02
投資家のリスク選好と、効用関数のグラフの関係を問う問題です。
冒頭の解説は、「みずほ証券×一橋大学ファイナンス用語集」を参照しています。(https://glossary.mizuho-sc.com/faq/show/1870?site_domain=default)
リスク選好とは、投資家が一定の効用(リターン)を獲得するのに許容可能なリスクの大きさに関する嗜好を表します。
リスク回避的:同じ効用を獲得するのに受け入れるリスクを小さくしたいと考える人ですが、小さいリスクで最大の効用を得ようとするため、言い換えるとローリスク・ハイリターン型です。
多くの人はリスク回避的とされています。
リスク愛好的:大きなリスクを受け入れて、大きな効用を得ようと考える人です。言い換えると、ハイリスク・ハイリターン型です。
リスク中立的:効用が得られるのであれば、受け入れるリスクの大小は問わない人です。
以上の説明から、グラフの①はリスク中立的、②はリスク回避的、④はリスク愛好的となります。
③は、横軸をリスクを読み換えるとリスク中立的な人の無差別曲線です(効用が得られるのであれば受け入れるリスクの大小は問わない)。
正解の選択肢となります。
リスク回避的な投資家は②です。
リスク回避的な投資家は②です。
リスク中立的な投資家は①です。
リスク中立的な投資家は①、リスク回避的な投資家は②です。
参考になった数2
この解説の修正を提案する
前の問題(問13)へ
平成28年度(2016年)問題一覧
次の問題(問15)へ