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中小企業診断士の過去問 平成28年度(2016年) 企業経営理論 問21

問題

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労働市場に対して組織の状況や特色をアピールする際に、応募者に好感される情報を強調するのではなく、ときには好感されにくい現実をありのままに伝えようとする広報戦略を、RJP(Realistic Job Preview)と呼ぶ。RJPの効果として、最も不適切なものはどれか。
   1 .
自己の能力を見つめなおさせ、自己選抜によって応募を辞退させる効果。
   2 .
職務や職場への初期適応を円滑にする効果。
   3 .
入社後の離職を回避させる効果。
   4 .
入社前に組織に対して抱く期待や、やる気を引き上げる効果。
( 中小企業診断士試験 第1次試験 企業経営理論 平成28年度(2016年) 問21 )
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この過去問の解説 (2件)

10
1、2、3は正しいです。
4は、好感されにくい現実を伝えますので、期待ややる気が削がれるため、誤りです。

よって、4.が正解です。

付箋メモを残すことが出来ます。
2

正解は「入社前に組織に対して抱く期待や、やる気を引き上げる効果。」です。

【基礎知識】

RJPとは、「現実的な仕事情報の事前開示」と訳され、悪い情報をきっちりと事前に伝えることで採用のミスマッチを防ぐ効果があります。

RJPが重要になった背景には、これまでの採用では、終身雇用等で一度入社するとあまり辞めるケースが少なかったため、「入ってもらう」ことが重要でしたが、日本型雇用システムが崩壊するなど、環境が変わってきたことが挙げられます。

RJPには以下のような効果があります。

①ワクチン効果:会社のリアルをそのまま伝えることで、入社後の失望感を緩和させる効果

②セルフスクリーニング効果:ネガティブな情報も含め理解したうえで、求職者が自分に合う企業を選択できる

③コミットメント効果:企業がネガティブな情報を開示することで、求職者が企業の誠実さを感じ、愛着心を高める効果

④役割明確化効果:企業が候補者に何を期待しているか、入社前に明確にすることで入社意欲を高める効果

選択肢1. 自己の能力を見つめなおさせ、自己選抜によって応募を辞退させる効果。

正しい。セルフスクリーニング効果です。

選択肢2. 職務や職場への初期適応を円滑にする効果。

正しい。ワクチン効果です。イメージをしっかりと持って入社できます。

選択肢3. 入社後の離職を回避させる効果。

正しい。RJPにより採用のミスマッチを防ぐことで入社後の離職を回避します。

選択肢4. 入社前に組織に対して抱く期待や、やる気を引き上げる効果。

誤り。これはネガティブ情報を提供するRJPとは反対のPRになります。

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