中小企業診断士の過去問
平成28年度(2016年)
運営管理 問1
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問題
中小企業診断士試験 第1次試験 運営管理 平成28年度(2016年) 問1 (訂正依頼・報告はこちら)
ある機械加工職場における生産リードタイムの短縮を目指した改善活動に関する記述として、最も不適切なものはどれか。
- 処理を開始してすべての処理を完了するまでの総所要時間を短くするために、ディスパッチングルールを変更した。
- 流れ線図を作成し、「設備間の距離 × 物流量の総和」を計算してレイアウトを変更した。
- 納期管理を徹底するために、PERTを使ってロットサイズを変更した。
- マンマシンチャートを作成し、作業者の作業手順を変更した。
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この過去問の解説 (2件)
01
ディスパッチングルールとは優先ジョブを決めるための規則を指します。
項番2:適切です。
流れ線図とは、各工程図記号の位置関係を把握するために、設備等の配置図に工程図記号を記入したものを指します。
項番3:不適切です。
PERTは、スケジューリングのための手法で、ロットサイズの変更と直接的な関係がありません。
項番4:適切です。
マンマシンチャートとは、機械と作業者の作業を分析するためのツールです。機械と作業者の状態をチャート化することで効率的な機械稼働や作業が行われているかのチェックをします。
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02
生産リードタイムに関する問題です。
適切です。
ディスパッチングルールとは、1つの工程が終了する際に次の工程でどの作業を選択するか優先順位をつけることです。総所要時間が短くなるように優先順位を変更することは有効です。
適切です。
流れ線図とは、工程をレイアウトにすることで無駄を発見することができます。そのため有効な手段と言えます。
不適切です。
PERTとは、プロジェクトマネジメントの方法で、各工程の流れと、その工程にかかる日数を図示したものです。ロットサイズには関係ありません。
適切です。
マンマシンチャートは、人と機械の作業を並列して分析を行います。その結果、人の作業手順を改善することは有効です。
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