中小企業診断士の過去問
平成28年度(2016年)
運営管理 問3
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問題
中小企業診断士試験 第1次試験 運営管理 平成28年度(2016年) 問3 (訂正依頼・報告はこちら)
プッシュ型管理方式およびプル型管理方式に関する記述として、最も適切なものはどれか。
- プッシュ型管理方式では、顧客の注文が起点となって順番に製造指示が発生するため、余分な工程間在庫を持つ必要がない。
- プッシュ型管理方式では、生産計画の変更は最終工程のみに指示すればよい。
- プル型管理方式では、管理部門が生産・在庫情報を集中的に把握する必要があり、大掛かりな情報システムなどの仕掛けが必要となる。
- プル型管理方式では、稼働率を維持するための作りだめなどができないため、過剰在庫が発生する可能性は少ない。
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この過去問の解説 (2件)
01
顧客の注文が起点となって順番に製造指示が発生するのは、プル型管理方式に関する説明です。
項番2:不適切です。
最終工程のみに生産計画変更を指示するのはプル型管理方式です。プッシュ型管理方式では管理部門が全体の生産計画を指示します。
項番3:不適切です。
管理部門が生産・在庫情報を集中的に把握する必要があるのは、プッシュ型管理方式です。
項番4:適切です。
記述の通りです。プル型管理方式では顧客からの受注に基づいて後工程に生産指示を出すため、基本的に作りだめをすることはありません。
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02
プッシュ型管理方式およびプル型管理方式に関する問題です。
不適切です。
顧客の注文が起点となるのはプル型管理方式です。
不適切です。
プッシュ型管理方式では、生産計画に基づいて上流工程から下流工程へ部品を引き渡すため、上流工程への指示が重要です。
不適切です。
管理部門が生産・在庫情報を集中的に把握するのは、プッシュ型管理方式です。
適切です。
顧客の注文が起点となる受注生産であるため、過剰在庫が発生する可能性は低くなります。
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