中小企業診断士の過去問
平成28年度(2016年)
運営管理 問35

このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。

問題

中小企業診断士試験 第1次試験 運営管理 平成28年度(2016年) 問35 (訂正依頼・報告はこちら)

物流ネットワークに関する記述として、最も適切なものはどれか。
  • 商品回転率が低い商品は、多くの物流拠点に分散在庫するよりも、少数の物流拠点に集中在庫する方が望ましい。
  • 複数の物流拠点を水平的に統合すると、通常、物流段階数が少なくなる。
  • 物流活動は、販売活動を行う各営業所がそれぞれ物流拠点を設けて行わなければならない。
  • 物流拠点の数は、輸配送コスト以外に物流サービスだけを考慮すれば合理的に決定することができる。

次の問題へ

正解!素晴らしいです

残念...

この過去問の解説 (2件)

01

【正解1】

[1]適切

商品回転率が低い商品は、緊急発注対応が少ないため、多くの物流拠点に分散在庫するよりも、少数の物流拠点で集中的に在庫する方が管理しやすく望ましいと言えます。

[2]不適切

複数の物流拠点を水平統合しても、物流の段階数は変わりません。

[3]不適切

物流活動は、営業所ごとに行う必要はありません。

[4]不適切

物流拠点の数は、輸配送コスト以外にも物流サービスや物流コスト(=入出庫費用コストなど)を考慮して決定されます。

参考になった数8

02

物流ネットワークに関する問題です。

選択肢1. 商品回転率が低い商品は、多くの物流拠点に分散在庫するよりも、少数の物流拠点に集中在庫する方が望ましい。

適切です。

商品回転率が低い商品は、急な発注の可能性が低いと想定されるため、分散在庫よりも集中在庫する方が望ましいです。

選択肢2. 複数の物流拠点を水平的に統合すると、通常、物流段階数が少なくなる。

不適切です。

垂直的に統合することで、物流段階数が少なくなります。

選択肢3. 物流活動は、販売活動を行う各営業所がそれぞれ物流拠点を設けて行わなければならない。

不適切です。

物流拠点は各営業所には不要です。

選択肢4. 物流拠点の数は、輸配送コスト以外に物流サービスだけを考慮すれば合理的に決定することができる。

不適切です。

輸配送コストや物流サービスだけでなく、物流拠点の土地代や建物代の費用など様々なことを考慮して決定する必要があります。

参考になった数4