中小企業診断士の過去問
平成28年度(2016年)
運営管理 問36

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問題

中小企業診断士試験 第1次試験 運営管理 平成28年度(2016年) 問36 (訂正依頼・報告はこちら)

輸配送管理に関する用語の記述として、最も適切なものはどれか。
  • 一貫パレチゼーションは、積載効率を高め、輸送効率を向上させる。
  • パレチゼーションは、自家用物流施設内では行われず、自家用物流施設と社外物流施設間において行われる。
  • プールパレットとは、自家用物流施設内で商品を保管することを主目的としたパレットのことである。
  • 複合一貫輸送とは、ある輸送単位の貨物を組み替えることで、異なる輸送機関を組み合わせて行う輸送のことである。
  • ユニットロードとは、複数の物品又は包装貨物を、機械及び器具による取扱いに適するように、パレット、コンテナなどを使って一つの単位にまとめた貨物のことである。

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この過去問の解説 (2件)

01

【正解5】

[1]不適切

一貫パレチゼーションでは、商品を同一のパレットに載せたまま輸送するため、輸送効率は向上しますが、パレットの変更を行わないため積載効率は悪くなります。

[2]不適切

パレチゼーションは、通常自家用物流施設内で行います。

[3]不適切

プールパレットとは、広範囲の業種および各輸送機関で相互に共通して使用する、互換性のあるパレット(JIS Z0106:9006)のことで、自家用物流施設内での商品保管のみならず、物流施設間の輸送にも用いられます。

[4]不適切

複合一貫輸送とは、ある輸送単位の貨物を組み替えることなく、異なる輸送機関を組み合わせて行う輸送のことです。

[5]適切

ユニットロードとは、複数の物品又は包装貨物を、機械及び器具による取扱いに適するように、パレットやコンテナなどを使って一つの単位にまとめた貨物のことです。

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02

輸配送管理に関する問題です。

選択肢1. 一貫パレチゼーションは、積載効率を高め、輸送効率を向上させる。

不適切です。

一貫パレチゼーションとは同じパレットを用いて貨物を積載することです。

ほかのパレットへ移し替えないため、輸送効率は向上するかもしれませんが、同一パレットを使用し続けるため、積載効率は高くなりません。

選択肢2. パレチゼーションは、自家用物流施設内では行われず、自家用物流施設と社外物流施設間において行われる。

不適切です。

パレチゼーションは自家用物流施設内でも行われます。

選択肢3. プールパレットとは、自家用物流施設内で商品を保管することを主目的としたパレットのことである。

不適切です。

プールパレットは広範囲の業種及び輸送機関で相互に共通して使用することができます。

自家用物流施設内で商品を保管することが主目的ではありません。

選択肢4. 複合一貫輸送とは、ある輸送単位の貨物を組み替えることで、異なる輸送機関を組み合わせて行う輸送のことである。

不適切です。

複合一貫輸送とは、同一の運送人が2つ以上の異なる輸送手段を用い、貨物の引受から引渡しまで一貫して運送を行うことです。

選択肢5. ユニットロードとは、複数の物品又は包装貨物を、機械及び器具による取扱いに適するように、パレット、コンテナなどを使って一つの単位にまとめた貨物のことである。

適切です。

参考になった数4