中小企業診断士の過去問
平成28年度(2016年)
運営管理 問39
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問題
中小企業診断士試験 第1次試験 運営管理 平成28年度(2016年) 問39 (訂正依頼・報告はこちら)
物流センターの運営に関する記述として、最も適切なものはどれか。
- 仕分けとは、物品を品種別、送り先方面別、顧客別などに分ける作業のことであり、シングルピッキングの後に行われ、トータルピッキングの後には行われない。
- 棚卸方法の一つである循環棚卸は、実在庫量と理論在庫量の差異を補正するために行われる。
- 荷主は、物流センターの運営を物流事業者に委託するとき、委託先の物流事業者が所有する物流センターを利用しなければならない。
- ピッキングとは、保管場所から必要な物品を取り出す作業のことであり、ピッカーが保管場所まで移動しなければならない。
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この過去問の解説 (2件)
01
【正解2】
[1]不適切
仕分けとは、物品を品種別、送り先方面別、顧客別などに分ける作業のことで、「トータルピッキング」の後には行われますが、オーダーごとに商品をピッキングする「シングルピッキング」の後には行われません。
[2]適切
循環棚卸は、実在庫量と理論在庫量の差異を補正するために行われます。
[3]不適切
荷主は、物流センターの運営を物流事業者に委託するとき、必ずしも委託先の物流事業者が所有する物流センターを利用しなければならないわけではありません。例えば、荷主の所有する物流センターで物流業務のみを委託することも可能です。
[4]不適切
ピッキングは、保管場所から必要な物品を取り出す作業のことですが、現在は自動化が進んでおり、必ずピッカーが保管場所まで移動しなければならないわけではありません。
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02
物流センターの運営に関する問題です。
不適切です。
トータルピッキングとは、総量を集品し、そのあとに出荷先別に仕分けを行う必要があります。
適切です。
不適切です。
必ずしも委託先の物流事業者が所有する物流センターを利用する必要はありません。
不適切です。
保管場所まで移動しなくても、ロボット技術によりピッカーが移動する必要がないこともあります。
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