中小企業診断士の過去問
平成28年度(2016年)
運営管理 問40

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問題

中小企業診断士試験 第1次試験 運営管理 平成28年度(2016年) 問40 (訂正依頼・報告はこちら)

ある小売店の一定期間におけるID - POSデータを用いて、100人のある顧客セグメントに対するマーケットバスケット分析を行ったところ、商品aと商品bの購買に関して、下表のような結果が得られたとする。
このとき、以下の設問に答えよ。

支持度(サポート)に関係する記述として、最も不適切なものはどれか。
問題文の画像
  • 商品aのみを購買した顧客数は10人である。
  • 商品bのみを購買した顧客数は30人である。
  • 商品aと商品bを共に購買した顧客数は10人である。
  • 商品aも商品bも購買していない顧客数は40人である。
  • 商品aも商品bも購買していない顧客数は、商品bのみを購買した顧客数より多い。

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この過去問の解説 (2件)

01

【正解4】

[1]適切

商品aを購買した顧客数は20人、うち商品aかつ商品bを購買した顧客数は10人なので、商品aのみを購買した顧客は20人-10人=10人です。

[2]適切

商品bを購買した顧客数は40人、うち商品aかつ商品bを購買した顧客数は10人なので、商品bのみを購買した顧客は40人-10人=30人です。

[3]適切

商品aかつ商品bを購買した顧客数は、結果図より10人です。

[4]不適切

商品aも商品bも購買していない顧客数は、全体(100人)から商品aのみを購買した顧客数(肢1より10人)、商品bのみを購買した顧客数(肢2より30人)、商品aかつ商品bを購買した顧客数(10人)を引けば求められるので、100人-(10人+30人+10人)=50人です。

[5]適切

肢4より、商品aも商品bも購買していない顧客数は50人なので、商品bのみを購買した顧客数(30人)よりも多いです。

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02

支持度(サポート)に関係する問題です。

選択肢1. 商品aのみを購買した顧客数は10人である。

適切です。

商品aを購入した人は20人で、そのうち商品aと商品bを共に購買した顧客数は10人のため、商品aのみを購入した人は10人となります。

選択肢2. 商品bのみを購買した顧客数は30人である。

適切です。

商品bを購入した人は40人で、そのうち商品aと商品bを共に購買した顧客数は10人のため、商品bのみを購入した人は30人となります。

選択肢3. 商品aと商品bを共に購買した顧客数は10人である。

適切です。

商品aかつ商品bは10人と記載されています。

選択肢4. 商品aも商品bも購買していない顧客数は40人である。

不適切です。

商品aのみを購入した人は10人で、商品bのみを購入した人は30人、両方を購入した人は10人ですので、100人のうち50人がどちらも購買していないことになります。

選択肢5. 商品aも商品bも購買していない顧客数は、商品bのみを購買した顧客数より多い。

適切です。

商品aも商品bも購買していない顧客数は50人で、商品bのみを購買した顧客数は30人です。

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