中小企業診断士の過去問
平成28年度(2016年)
経営情報システム 問5
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問題
中小企業診断士試験 第1次試験 経営情報システム 平成28年度(2016年) 問5 (訂正依頼・報告はこちら)
商品売上高を示したデータが下記のように、表計算ソフトウェアのシート中のA〜C列に入力されている。
D列に示したような、売上高が多い順の順位を求めたい。同じ値が複数ある場合は同じ順位を与え、次の大きさの値には重複した分を飛ばした順位を与える。
このために、条件に一致した値の個数を数えるのにCOUNTIF文を利用して順位を求める式を考え、その式をD2のセルに入力する。D2の式を下の行に複写して、D列のような順位を求めたい。
COUNTIF文を用いたD2のセルに入る式として、最も適切なものを下記の解答群から選べ。
ただし、COUNTIF文、&の使用方法は以下のとおりである。
・COUNTIF(対象範囲、条件式):対象範囲のうち、条件式に記述した内容を満たすセルの個数を返す関数
・&:文字列の連結
D列に示したような、売上高が多い順の順位を求めたい。同じ値が複数ある場合は同じ順位を与え、次の大きさの値には重複した分を飛ばした順位を与える。
このために、条件に一致した値の個数を数えるのにCOUNTIF文を利用して順位を求める式を考え、その式をD2のセルに入力する。D2の式を下の行に複写して、D列のような順位を求めたい。
COUNTIF文を用いたD2のセルに入る式として、最も適切なものを下記の解答群から選べ。
ただし、COUNTIF文、&の使用方法は以下のとおりである。
・COUNTIF(対象範囲、条件式):対象範囲のうち、条件式に記述した内容を満たすセルの個数を返す関数
・&:文字列の連結
- = COUNTIF(C$2 : C$7, " < " &C2)+1
- = COUNTIF(C$2 : C$7, " >= " &C2)
- = COUNTIF(C$2 : C$7, " <= " &C2)
- = COUNTIF(C$2 : C$7, " > " &C2)+1
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この過去問の解説 (2件)
01
【正解4】
[1]不適切
= COUNTIF(C$2 : C$7, " < " &C2)+1
条件式は、C2値(500)より小さい値を求めた後、1を加える式です。この条件を満たすセルは4つ(C3 、C5、C6、C7)なので、これに1を加えた5がD2の値となり、表の順位と一致しません。
[2]不適切
= COUNTIF(C$2 : C$7, " >= " &C2)
条件式は、C2値(500)以上の値を求める式です。この条件を満たすセルは2つ(C2、C4)なので、D2の値は2となり、表の順位と一致しません。
[3]不適切
= COUNTIF(C$2 : C$7, " <= " &C2)
条件式は、C2値(500)以下の値を求める式です。この条件を満たすセルは6つ(C2からC7すべて)なので、D2の値は6となり、表の順位と一致しません。
[4]適切
= COUNTIF(C$2 : C$7, " > " &C2)+1
条件式は、C2値(500)より大きい値を求めた後、1を加える式です。この条件を満たすセルはなく、これに1を加えた1がD2の値となり、表の順位と一致します。
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02
表計算ソフトウェアに関する問題です。
頻出領域からの出題ですが、本問は難易度が高めです。
売上高が多い順の順位を求めることが与件文で示されていますが、順位を求めるためには式の後ろに1を加えます。これを知っているだけで、2択に絞り込むことができます。
COUNTIF文を用いたD2のセルに入る式として最も適切なものを選ぶことになりますが、D2セル内の計算結果が1(1位)となる式を探します。データ内に500よりも大きい数字はないため、式の結果が「0+1」=1になることが与件文から分かります。
不等号が「>」か「<」かの違いについては、「" > " &C2」とすることでC2セル内の500よりも大きい数字を要求するコマンドになります。不等号が逆の「" < " &C2」であれば、500よりも小さい数字を要求するコマンドになります。
以上から、正しい計算式は「= COUNTIF(C$2 : C$7, " > " &C2)+1」となります。
不適切な選択肢となります。
不適切な選択肢となります。
不適切な選択肢となります。
正解の選択肢となります。
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