中小企業診断士の過去問
平成28年度(2016年)
経営情報システム 問6
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問題
中小企業診断士試験 第1次試験 経営情報システム 平成28年度(2016年) 問6 (訂正依頼・報告はこちら)
業務において各種のサービスを各々異なるサーバ機能で運用する場合、各サービスを利用するごとに、それぞれのID、パスワードを入力して認証を受けなければならないのは、運用者・利用者の双方にとってID管理の負担が大きく非効率的である。
この状況を解決するための方法に関する以下の文章の空欄A〜Dに入る語句の組み合わせとして、最も適切なものを下記の解答群から選べ。
複数のサーバ機能による各サービスの利用者認証を、利用者ごとにひとつのIDとパスワードの組み合わせで行う仕組みが( A )である。
この仕組みは、サーバ機能によるサービスの利用時だけではなく、社内の( B )に( C )を接続して利用する際の認証にも利用することができる。
この仕組みを社内で導入するには、( D )をサーバマシン上で運用する必要がある。
この状況を解決するための方法に関する以下の文章の空欄A〜Dに入る語句の組み合わせとして、最も適切なものを下記の解答群から選べ。
複数のサーバ機能による各サービスの利用者認証を、利用者ごとにひとつのIDとパスワードの組み合わせで行う仕組みが( A )である。
この仕組みは、サーバ機能によるサービスの利用時だけではなく、社内の( B )に( C )を接続して利用する際の認証にも利用することができる。
この仕組みを社内で導入するには、( D )をサーバマシン上で運用する必要がある。
- A:シングルサインオン B:LAN C:プリンタ D:LinuxとApache
- A:シングルサインオン B:無線LAN C:PCやスマートフォン D:RADIUSとLDAP
- A:マルチセッション B:VPN C:プリンタ D:LinuxとLDAP
- A:マルチログイン B:無線LAN C:POS端末 D:ApacheとRADIUS
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この過去問の解説 (2件)
01
【正解2】
複数のサーバ機能による各サービスの利用者認証を、利用者ごとに1つのIDおよびPWの組み合わせで行う仕組みのことを「シングルサインオン」と呼びます。
この仕組みは、サービス利用時のみならず、社内の無線LANにPCやスマートフォンを接続して利用する際の認証にも利用することが可能です。
シングルサインオンの仕組みを社内に導入するには、「RADIUSとLDAP」をサーバマシン上で運用する必要があります。なお、RADIUS・LDAPともに通信プロトコルの1つで、どちらも認証、アカウンティングを実現するプロトコルとして幅広く利用されています。
以上より、正解は肢2.となります。
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02
認証システムに関する問題です。知っていれば、空欄Aで2択に絞り込むことができます。
空欄BとCでも、「社内の( B )に( C )を接続して利用する」とありますので、(小売業では別として)一般的に社内で余り見かけなさそうなPOS端末を排除することが可能です。
※POS端末とは、単品管理が可能なレジのことです。
空欄Dは認証システムの構築方法が問われているので、プロトコルやオーソライズのことが問われていると分かれば絞り込めます。
以上から、「A:シングルサインオン B:無線LAN C:PCやスマートフォン D:RADIUSとLDAP」の組み合わせが正解の選択肢となります。
B~Dが誤りです。
正解の選択肢となります。
A~D全て誤りです。
B以外全て誤りです。
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