中小企業診断士の過去問
平成28年度(2016年)
中小企業経営・中小企業政策 問24

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問題

中小企業診断士試験 第1次試験 中小企業経営・中小企業政策 平成28年度(2016年) 問24 (訂正依頼・報告はこちら)

次の文章を読んで、下記の設問に答えよ。

中小企業基本法は、中小企業施策について、基本理念・基本方針などを定めている。その第三条には基本理念が示され、中小企業を「多様な事業の分野において特色ある事業活動を行い、多様な就業の機会を提供し、個人がその能力を発揮しつつ事業を行う機会を提供することにより我が国の経済の基盤を形成しているもの」と位置付けている。
特に、「多数の中小企業者が( A )経営の向上を図るための事業活動を行うことを通じて、新たな産業を創出し、就業の機会を増大させ、( B )、地域における経済の活性化を促進する等我が国経済の活力の維持及び強化に果たすべき重要な使命を有するもの」としている。

文中の空欄Bに入る語句として、最も適切なものはどれか。
  • 新たな市場を創造し
  • 公正な市場環境を整え
  • 市場における競争を促進し
  • 市場の格差を是正し

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この過去問の解説 (2件)

01

中小企業基本法第三条では、中小企業の活発な事業活動は、新たな産業創出、就業機会の増大、市場における競争促進、地域における経済活性化等を担うと規定しています。

したがって、正答は3となります。

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02

中小企業基本法の基本理念についての出題です。

中小企業基本法第3条に以下のように記述されています。

多数の中小企業者が創意工夫を生かして経営の向上を図るための事業活動を行うことを通じて、新たな産業を創出し、就業の機会を増大させ、市場における競争を促進し、地域における経済の活性化を促進する等我が国経済の活力の維持及び強化に果たすべき重要な使命を有するものである

上記より正しい選択肢は 市場における競争を促進し です。

選択肢1. 新たな市場を創造し

本選択肢は不正解です。

選択肢2. 公正な市場環境を整え

本選択肢は不正解です。

選択肢3. 市場における競争を促進し

本選択肢が正解です。

選択肢4. 市場の格差を是正し

本選択肢は不正解です。

まとめ

中小企業基本法の基本理念も頻出の論点です。

文章であるため記憶することが困難であったり、類似の理念などと混同することもありますが注意して学習しましょう。

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