中小企業診断士の過去問
平成28年度(2016年)
中小企業経営・中小企業政策 問25
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問題
中小企業診断士試験 第1次試験 中小企業経営・中小企業政策 平成28年度(2016年) 問25 (訂正依頼・報告はこちら)
下請代金支払遅延等防止法は、親事業者の不公正な取引を規制し、下請事業者の利益を保護することを図るものである。中小企業庁と公正取引委員会は、親事業者が同法のルールを遵守しているかどうか調査を行い、違反事業者に対しては、同法を遵守するよう指導している。
この法律が適用される取引として、最も適切なものはどれか。
この法律が適用される取引として、最も適切なものはどれか。
- 資本金2千万円の事業者が、資本金1千万円の事業者に物品の製造を委託する。
- 資本金6千万円の事業者が、資本金2千万円の事業者に物品の製造を委託する。
- 資本金1億円の事業者が、資本金3千万円の事業者に物品の製造を委託する。
- 資本金2億円の事業者が、資本金5千万円の事業者に物品の製造を委託する。
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この過去問の解説 (2件)
01
①親事業者の資本金が3億1円以上の時、下請事業者の資本金3億円以下
➁親事業者の資本金が3億以下1千1円以上の時、下請事業者の資本金1千万円以下
したがって、同法が適用される正答は1となります。
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02
下請代金支払遅延等防止法についての出題です。
同法の対象となる取引について、ポイントを絞ってまとめると以下のようになります。
1.資本金1,000万円超の企業が、個人または資本金1,000万円以下の事業者に製造委託・修理委託あるいは、情報成果物作成委託・役務提供委託をする場合です。
2.製造業、運輸・倉庫業、情報処理サービス業関連の事業者については、資本金3億円超の法人事業者が、資本金3億円以下の法人事業者に製造委託・修理委託あるいは、情報成果物作成委託・役務提供委託をする場合も該当します。
3.その他サービス業関連では、資本金5,000万円超の法人事業者が、資本金5,000万円以下の法人事業者に情報成果物作成委託・役務提供委託をする場合も該当します。
上記をふまえて各選択肢をみていきます。
本選択肢が正解です。
受託企業の資本金が1,000万円を超えているため、本選択肢は不正解です。
受託企業の資本金が1,000万円を超えているため、本選択肢は不正解です。
受託企業の資本金が1,000万円を超えているため、本選択肢は不正解です。
下請代金支払遅延等防止法の適用となる取引についての問題は、出題されることが少なくありません。
解説のまとめは同法の条文そのままではありませんが、まずはポイントを絞っておぼえて試験問題に対応できるように準備しましょう。
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