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中小企業診断士の過去問 平成29年度(2017年) 企業経営理論 問32

問題

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次の文章を読んで、下記の設問に答えよ。

マーケターがその活動の場として選択する市場は、ターゲット・マーケット・セグメントあるいは対象市場、標的市場などと呼ばれる。どのような市場セグメントをターゲットとするかは、企業の戦略や資源・能力の多様性に関連している。また、ターゲットとする市場セグメントの選択パターンは、マーケターが対象とする製品と市場、あるいはそのいずれかの選択に依存する。

文中の下線部について、下表の空欄A〜Dに当てはまる語句の組み合わせとして、最も適切なものを下記の解答群から選べ。
問題文の画像
   1 .
A:競争相手の顧客奪取  B:新製品で顧客深耕    C:顧客内シェアの向上   D:フルライン化による結合効果
   2 .
A:顧客層拡大      B:新製品で顧客深耕    C:顧客内シェアの向上   D:製品系列の縮小
   3 .
A:顧客内シェアの向上  B:新製品で顧客深耕    C:既存製品の新用途開発  D:新製品で市場開拓
   4 .
A:新製品で顧客深耕   B:新・旧製品の相乗効果  C:顧客内シェアの向上   D:フルライン化による結合効果
( 中小企業診断士試験 第1次試験 企業経営理論 平成29年度(2017年) 問32 )
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この過去問の解説 (2件)

9
正解は3です。

ターゲット・マーケティングの市場セグメントに関する問題です。

各選択肢については、以下の通りです。

1→Aは顧客内シェアの向上、Bは新製品で顧客深耕、Cは既存商品で新用途開発、Dは新製品で市場開拓になります。

2→上記より誤りです。

3→適切です。

4→上記より誤りです。

付箋メモを残すことが出来ます。
2

【基礎知識】

解答は「A:顧客内シェアの向上 B:新製品で顧客深耕 C:既存製品の新用途開発 D:新製品で市場開拓」です。

アンゾフの市場拡大マトリックスです。

① 既存製品×既存市場

市場への浸透を図る戦略です。ブランドを高めたり、顧客コミュニケーションを強化して市場シェアの拡大を目指します。市場自体が衰退している場合は、意味がなくなるリスクもあります。

② 既存製品×新規市場

市場の開拓を目指す戦略です。これまで相手にしていない顧客をターゲットにしますので、ブランディングやコミュニケーション等を再構築していきます。

③ 新規製品×既存市場

新製品開発戦略です。新製品で既存市場を深耕していきます。お茶や製菓などが当てはまります。

④ 新規製品×新規市場

新市場の開拓です。多角化戦略になります。

【選択肢評価】

Aは既存製品×既存市場で顧客内シェアの拡大となります。

Bは新規製品×既存市場で新製品開発戦略となります。

Cは既存製品×新規市場で新市場開拓となります。既存製品の新用途などで、新たな市場を開拓していくことも含まれます。

Dは新規製品×新規市場で多角化戦略となります。新製品で新市場を開拓し、さらなる成長を目指します。

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