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中小企業診断士の過去問 平成29年度(2017年) 運営管理 問18

問題

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基準サイクルタイムが2分/個に設定されている加工機械について、1,000時間の負荷時間内での設備データを収集したところ下表が得られた。この機械の設備総合効率の値として、最も適切なものを下記の解答群から選べ。
問題文の画像
   1 .
0.48
   2 .
0.5
   3 .
0.52
   4 .
0.54
( 中小企業診断士試験 第1次試験 運営管理 平成29年度(2017年) 問18 )
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この過去問の解説 (2件)

7

設備総合効率は以下の式で表します。

設備総合効率=時間稼働率×性能稼働率×良品率=(基準サイクルタイム×良品数量)÷負荷時間

また良品数量は以下の式で表します。

良品数量=加工数量×良品率=18,000×(1-0.2)=14,400個

さらに負荷時間は1,000時間のため分数に直すと60,000分です。

以上より設備総合効率=(基準サイクルタイム×良品数量)÷負荷時間=(2×14,400)÷60,000=0.48

以上より項番1が正解となります。

付箋メモを残すことが出来ます。
0

【基礎知識】

正解は「0.48」です。

総合設備効率とは、生産ラインや製造設備の最終的な総合効率を表す指標になります。

式で表すと、

 総合設備効率 = 時間稼働率 × 性能稼働率 × 良品率 

となります。

時間稼働率は稼働時間を負荷時間で割ったものになります。

この問題では、稼働時間は800時間となります。負荷時間は問題のとおり、1000時間となります。よって、時間稼働率=稼働時間÷負荷時間=800時間÷1000時間=0.8となります。

性能稼働率は、生産時間に対する実際の生産数の割合です。以下の式であらわされます。

性能稼働率 = 加工数量 × 基準サイクルタイム / 稼働時間

加工数量(18000個)に基準サイクルタイム(2分/個)をかけて稼働時間(800時間(48000分))で割ったものになります。計算すると0.75になります。

良品率は不適合以外になりますので、1-0.2=0.8となります。

以上より

設備総合効率=0.8×0.75×0.8=0.48 となります。

しかし時間の限られている試験内で何とか計算時間を短くしたいものです。

式を展開していくと、

設備総合効率 = 稼働時間/負荷時間 × 加工数量 × 基準サイクルタイム / 稼働時間 ×良品率

 = 加工数量 × 基準サイクルタイム / 負荷時間 × 良品率

に短縮できます。

これにより、 設備総合効率 = 18000個 × 2分/個 ÷ 60000分(1000時間) × 0.8

= 0.48

でも解くことができます。

選択肢1. 0.48

正解です。

選択肢2. 0.5

誤りです。

選択肢3. 0.52

誤りです。

選択肢4. 0.54

誤りです。

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