中小企業診断士の過去問
平成29年度(2017年)
運営管理 問22
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問題
中小企業診断士試験 第1次試験 運営管理 平成29年度(2017年) 問22 (訂正依頼・報告はこちら)
3Dプリンターに関する記述として、最も適切なものはどれか。
- 3次元の形状データから、立体物の断面図情報を作り出して造形が行われる。
- 造形する際の積層ピッチを大きくすることにより、より高精細な造形が可能になる。
- 同一の製品を安価かつ短時間に大量生産することができる。
- モンキレンチのウオームギアのように、複数個の部品が組み合わされた製品は造形できない。
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この過去問の解説 (2件)
01
記述の通りです。
項番2:不適切です。
造形する際の積層ピッチを小さくすることにより、より高精細な造形が可能になります。
項番3:不適切です。
3Dプリンターは同一製品の大量生産ではなく少量生産に向いています。
項番4:不適切です。
3Dプリンターは複数個の部品が組み合わされた製品造形も可能です。
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02
【基礎知識】
解答は「3次元の形状データから、立体物の断面図情報を作り出して造形が行われる。」です。
3Dプリンターとは3D CADデータを元に3次元の立体造形物を出力(プリント)する装置です。
素材も樹脂、石膏、金属など様々なものを使い、様々な造形方式がありますが、1層1層積み上げて形を作っていく仕組みは変わりません。
メリット、デメリットを整理すると以下の通りです。
(メリット)
・試作開発の期間短縮が可能
・開発コストの削減
・アイデアをすぐに形にできる
(デメリット)
・導入コストが高い
・ランニングコストが高い
・制作には時間がかかり、大量生産に向かない。
・強度に問題があるケースもある。
正しい。
CADデータから立体を作っていきます。
誤り。
積層ピッチが大きくなると、微妙な表現ができなくなります。
誤り。
制作に時間がかかるため、大量生産には向きません。
誤り。
部品を成型し、組み合わせていくことも可能です。
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