中小企業診断士の過去問
平成29年度(2017年)
運営管理 問37
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問題
中小企業診断士試験 第1次試験 運営管理 平成29年度(2017年) 問37 (訂正依頼・報告はこちら)
物流におけるユニットロードに関する記述として、最も適切なものはどれか。
- 折畳み容器とは、物品を収納しないときには折り畳んでその容積を縮小できる容器のことであり、ネスティング形容器に分類される。
- 通い容器とは、一定の企業または事業所などの間で繰り返し使用される輸送用容器のことである。
- パレチゼーションとは、物品をパレットに積み、パレット単位で物流を行うことであり、輸送量の増加を促す手段である。
- 物流クレートは、小売業各社、メーカー各社が自社専用のものを使用しており、各社が共同利用できる標準化されたクレートは開発されていない。
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この過去問の解説 (2件)
01
折り畳み容器はネスティング形容器には分類されません。
項番2:適切です。
記述の通りです。
項番3:不適切です。
パレチゼーションは輸送量の増加を促す手段ではありません。
項番4:不適切です。
物流クレート活用において、小売業各社、メーカー各社が自社共同利用できる標準化されたクレートが活用された事例があります。
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02
物流におけるユニットロードに関する問題です。
折畳み容器は、ネスティング形容器には分類されません。
参考サイト:モノタロウ「ネスティング型コンテナの特長」(https://www.monotaro.com/note/cocomite/817/)
ネスティング形容器で馴染みがあるのは、スーパーマーケットの買物カゴです。
正解の選択肢となります。
パレチゼーションでは、輸送量は低下します。
本選択肢中にもあるように、物品をパレットに積みパレット単位で物流を行うため、パレット上部等にデッドスペースが生まれるためです(トラックの屋根部分との間に隙間ができる)。
パレチゼーションでは、パレットに荷物を積み、パレットごとフォークリフトで持ち上げてトラックの荷台に載せることにより、荷役効率を向上させることを目的としています。
物流クレートには、各社が共同利用できる標準化されたクレートが開発されています。
なお、他の選択肢にあるパレットも、各社が共同利用できる標準化されたパレットがあります。
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