中小企業診断士の過去問
平成29年度(2017年)
経営法務 問5
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問題
中小企業診断士試験 第1次試験 経営法務 平成29年度(2017年) 問5 (訂正依頼・報告はこちら)
以下の会話は、中小企業診断士であるあなたと、新株発行による資金調達を行おうとしているX株式会社の代表取締役甲氏との間で行われたものである。この会話を読んで、下記の設問に答えよ。
甲氏:「新株発行により3,000万円を調達しようと考えています。株式の発行に際して払い込まれた金額は、資本金か資本準備金かのどちらかに計上しなければならないと聞きましたが、具体的にいくらにすればいいのでしょうか。」
あなた:「会社法上の規定により、3,000万円のうち、少なくとも( A )円は、資本金として計上しなければならないので、残りの( B )円についていくらを資本金にするのかが問題になります。資本金の額が許認可の要件となっている事業を行う場合などを除き、一般的には資本金に計上する金額を少なくした方が有利なことが多いように思います。」
甲氏:「資本金を増やす特別な理由がないのであれば、資本金に計上する金額は少なくした方がいいみたいですね。今回は、( B )円を資本準備金の金額としておきます。」
(設問)
会話の中の空欄AとBに入る数値の組み合わせとして、最も適切なものはどれか。
甲氏:「新株発行により3,000万円を調達しようと考えています。株式の発行に際して払い込まれた金額は、資本金か資本準備金かのどちらかに計上しなければならないと聞きましたが、具体的にいくらにすればいいのでしょうか。」
あなた:「会社法上の規定により、3,000万円のうち、少なくとも( A )円は、資本金として計上しなければならないので、残りの( B )円についていくらを資本金にするのかが問題になります。資本金の額が許認可の要件となっている事業を行う場合などを除き、一般的には資本金に計上する金額を少なくした方が有利なことが多いように思います。」
甲氏:「資本金を増やす特別な理由がないのであれば、資本金に計上する金額は少なくした方がいいみたいですね。今回は、( B )円を資本準備金の金額としておきます。」
(設問)
会話の中の空欄AとBに入る数値の組み合わせとして、最も適切なものはどれか。
- A:1 B:2,999万9,999
- A:300万 B:2,700万
- A:1,000万 B:2,000万
- A:1,500万 B:1,500万
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この過去問の解説 (2件)
01
問題文では3,000万円調達の場合を述べていますので、1,500万円を資本金として計上し、残りの1,500万円を資本金とするか資本準備金として計上するかは選択することができます。
以上より項番4が正解となります。
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02
資本金と準備金の知識が問われています。
非常に平易な内容で、空欄Aが分かれば一発で正答できるサービス問題と言えます。
会社法では、株式払込金額の2分の1の金額を資本金として計上しなければなりません(空欄A)。
A:1,500万 B:1,500万が正解です。
A:1,500万 B:1,500万が正解です。
A:1,500万 B:1,500万が正解です。
正解の選択肢となります。
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