中小企業診断士の過去問
平成29年度(2017年)
経営法務 問12
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問題
中小企業診断士試験 第1次試験 経営法務 平成29年度(2017年) 問12 (訂正依頼・報告はこちら)
以下の会話は、中小企業診断士であるあなたとX株式会社の代表取締役甲氏との間で行われたものである。
会話の中の空欄AとBに入る語句の組み合わせとして、最も適切なものを下記の解答群から選べ。
あなた:「意匠制度には特殊な出願制度があります。下図は( A )意匠制度と、( B )意匠制度について、全体の意匠出願中の利用率を示した特許庁の統計です。」
甲氏:「それぞれ、どのような制度なのかな。」
あなた:「( A )意匠制度は図面の一部に破線を用いるなどして余分な限定を排除する制度で、( B )意匠制度は互いに類似する複数の意匠を重ねて登録することでより広い権利範囲を特定する制度です。いずれも、より強い意匠権を獲得できるメリットがあります。」
甲氏:「( A )意匠制度は利用率が40%にも達していて、人気があるようだね。次回、意匠登録出願をする場合は、検討してみよう。」
会話の中の空欄AとBに入る語句の組み合わせとして、最も適切なものを下記の解答群から選べ。
あなた:「意匠制度には特殊な出願制度があります。下図は( A )意匠制度と、( B )意匠制度について、全体の意匠出願中の利用率を示した特許庁の統計です。」
甲氏:「それぞれ、どのような制度なのかな。」
あなた:「( A )意匠制度は図面の一部に破線を用いるなどして余分な限定を排除する制度で、( B )意匠制度は互いに類似する複数の意匠を重ねて登録することでより広い権利範囲を特定する制度です。いずれも、より強い意匠権を獲得できるメリットがあります。」
甲氏:「( A )意匠制度は利用率が40%にも達していて、人気があるようだね。次回、意匠登録出願をする場合は、検討してみよう。」
- A:秘密 B:関連
- A:秘密 B:組物の
- A:部分 B:関連
- A:部分 B:組物の
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この過去問の解説 (2件)
01
以上より項番3が正解となります。
本問で出てくる出願件数、出願件数割合を知っている人は多くないと思われますが、文章から読み取れる内容だけで解答が可能な問題です。
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02
特殊な意匠制度についての知識を問う問題です。
空欄A・Bの説明で十分に正答に辿り着くことができるため、是非とも正解したい問題です。
空欄Aは、「余分な限定を排除する制度」がヒントになります。選択肢には秘密もしくは部分が該当しますが、絞込みは容易でしょう。
空欄Bは、「互いに類似する複数の意匠を重ねて登録する」がヒントになります。選択肢には関連もしくは組物が該当しますが、こちらも絞込みは容易でしょう。
以上から、「A:部分 B:関連」の組み合わせが正解の選択肢となります。
Aが誤りです。
A・Bともに誤りです。
正解の選択肢となります。
Bが誤りです。
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