中小企業診断士の過去問
平成29年度(2017年)
経営情報システム 問6
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問題
中小企業診断士試験 第1次試験 経営情報システム 平成29年度(2017年) 問6 (訂正依頼・報告はこちら)
業務処理には表計算ソフトウェアがよく利用されるが、プログラムを作成することによって、より効率的に業務を遂行できる場合がある。プログラム作成において変数を利用する際、データ型の定義が行われる。このデータ型の定義の仕方により、演算速度や演算誤差に影響を及ぼすことがある。
このデータ型定義に関する記述として、最も適切なものはどれか。
このデータ型定義に関する記述として、最も適切なものはどれか。
- 小数点付きデータについて、適切なデータ型を定義することによって、演算誤差を取り除くことができる。
- 数値を格納する変数のデータ型を定義すれば、2進数による内部表現が区別され、演算の精度や速度にも影響が出る。
- データ型を定義した変数を配列宣言して利用する場合、そのデータの格納領域は外部記憶装置に確保される。
- 変数のデータ型を定義すれば、データ型ごとに変数名索引リストが作成されるので、演算速度の向上に役立つ。
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この過去問の解説 (2件)
01
小数点付きデータについて、適切なデータ型を定義しても演算誤差は発生します。
項番2:適切です。
記述の通りです。
項番3:不適切です。
データの格納領域は、コンピュータの主記憶装置に確保されます。
項番4:不適切です。
変数のデータ型を定義しても、データ型ごとに変数名索引リストは作成されません。
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02
データ型定義に関する問題です。
小数点付きデータについては、適切なデータ型を定義しても「丸め誤差」が発生することがあるため、演算誤差を取り除くことはできません。
丸め誤差とは、小数点第1位まで表示するというデータ定義を行い、計算結果が「0.1234」だった場合、データ定義に従い0.1までしか表示されず、残りの0.0234が丸め誤差になります。
正解の選択肢となります。
データの格納領域は内部記憶装置に確保されます。
変数のデータ型を定義することと、変数名索引リストが作成されることとは、直接関係はありません。
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