中小企業診断士の過去問
平成29年度(2017年)
経営情報システム 問8

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問題

中小企業診断士試験 第1次試験 経営情報システム 平成29年度(2017年) 問8 (訂正依頼・報告はこちら)

自社のWebサイトを近年の開発技術や新しい考え方を用いて魅力的にすることができれば、さまざまな恩恵がもたらされる。
それに関する記述として、最も適切なものはどれか。
  • AR(拡張現実)とは人工知能技術を指し、これをWebサイトに組み込むことができれば、顧客がWebサイトを通じて商品を購入する場合などの入力支援が可能となる。
  • IoTとはモノのインターネットと呼ばれ、今後、インターネットは全てこの方式に変更されるので、既存の自社のWebサイトを変更しなくても顧客が自社商品をどのように使っているかをリアルタイムに把握できるようになる。
  • MCN(マルチチャンネルネットワーク)とは、自社のWebサイトを介して外部のWebサイトにアクセスできる仕組みを指し、自社のWebサイトにゲートウェイの機能を持たせることができる。
  • ウェアラブルデバイスとは身につけられるデバイスを指し、それを介して顧客の日々の生活、健康、スポーツなどに関わるデータを自社のWebサイトを経由してデータベースに蓄積できれば、顧客の行動分析をより緻密かつリアルタイムにできるようになる。

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この過去問の解説 (2件)

01

項番1:不適切です。
記述はAIの説明です。なおARは、現実世界に3D映像を使って、キャラクターを登場させているように見せたりする技術です。

項番2:不適切です。
前半のIoTの定義は正しいですが、今後すべてがこの方式に変更されるわけではありません。

項番3:不適切です。
MCNとは、動画サイトのチャンネル等を通して芸能・広報活動をするタレントのマネジメントやメディア制作・配信をサポートする組織を指します。

項番4:適切です。
記述の通りです。

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02

ITに関する新しい技術や考え方についての問題です。

選択肢1. AR(拡張現実)とは人工知能技術を指し、これをWebサイトに組み込むことができれば、顧客がWebサイトを通じて商品を購入する場合などの入力支援が可能となる。

AR(拡張現実)は人工知能技術ではありません

人工知能技術とは、いわゆるAIのことです。人間の脳が行っている認識、思考、学習等のプロセスを、コンピューター等で模倣して再現するシステムを指します。

選択肢2. IoTとはモノのインターネットと呼ばれ、今後、インターネットは全てこの方式に変更されるので、既存の自社のWebサイトを変更しなくても顧客が自社商品をどのように使っているかをリアルタイムに把握できるようになる。

今後、インターネットは全てこの方式(IoT)に変更されるとは言い切れません

選択肢3. MCN(マルチチャンネルネットワーク)とは、自社のWebサイトを介して外部のWebサイトにアクセスできる仕組みを指し、自社のWebサイトにゲートウェイの機能を持たせることができる。

MCN(マルチチャンネルネットワーク)は、自社のWebサイトにゲートウェイの機能を持たせるものではありません

選択肢4. ウェアラブルデバイスとは身につけられるデバイスを指し、それを介して顧客の日々の生活、健康、スポーツなどに関わるデータを自社のWebサイトを経由してデータベースに蓄積できれば、顧客の行動分析をより緻密かつリアルタイムにできるようになる。

正解の選択肢となります。

まとめ

ITに関する新しい技術や考え方についてはニュース等で報道される機会も多いため、意識的に情報を収集しておきましょう。おそらく、令和5年度以降の一次試験ではChatGPTの知識を問う問題が出題されてもおかしくありません。

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