中小企業診断士の過去問
平成29年度(2017年)
中小企業経営・中小企業政策 問20
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問題
中小企業診断士試験 第1次試験 中小企業経営・中小企業政策 平成29年度(2017年) 問20 (訂正依頼・報告はこちら)
次の文章を読んで、下記の設問に答えよ。
日本銀行「金融経済月報」等に基づき、中小企業白書2016年版が行った分析によれば1993年から2015年の期間について、企業規模別に金融機関(国内銀行)の企業向け貸出の推移を見た場合、中小企業向け貸出、大企業向け貸出ともに、バブル崩壊以降から2000年代半ばにかけては大きく減少してきたが、その後の推移は異なっている。
また2000年代以降について、国内銀行の法人向け貸出に占める中小企業向け貸出の割合の推移を見ると、2000年代半ばから( A )したが、2007年頃から( B )傾向に転じ、2013年頃から( C )傾向が続いている。
(設問)
文中の下線部について、2011年から2015年の期間にかけて、企業規模別に金融機関(国内銀行)の企業向け貸出の推移を見た場合の記述として、最も適切なものはどれか。
日本銀行「金融経済月報」等に基づき、中小企業白書2016年版が行った分析によれば1993年から2015年の期間について、企業規模別に金融機関(国内銀行)の企業向け貸出の推移を見た場合、中小企業向け貸出、大企業向け貸出ともに、バブル崩壊以降から2000年代半ばにかけては大きく減少してきたが、その後の推移は異なっている。
また2000年代以降について、国内銀行の法人向け貸出に占める中小企業向け貸出の割合の推移を見ると、2000年代半ばから( A )したが、2007年頃から( B )傾向に転じ、2013年頃から( C )傾向が続いている。
(設問)
文中の下線部について、2011年から2015年の期間にかけて、企業規模別に金融機関(国内銀行)の企業向け貸出の推移を見た場合の記述として、最も適切なものはどれか。
- 大企業向けはおおむね減少基調で推移している。
- 大企業向けはおおむね増加基調で推移している。
- 中小企業向けはおおむね減少基調で推移している。
- 中小企業向けはおおむね増加基調で推移している。
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この過去問の解説 (2件)
01
国内銀行の企業向け貸出を企業規模別に分析する問題です。
2016年中小企業白書の第2-5-2図によると、2011年から2015年にかけては、大企業向けはおおむね増加基調で推移していると判断できます。
本選択肢は不正解です。
本選択肢が正解です。
本選択肢は不正解です。
本選択肢は不正解です。
貸出金額はバブル崩壊以降から2000年代半ばにかけて中小企業・大企業共に大きく減少しています。
リーマンショックを境に大企業は拡大傾向となりましたが、中小企業は大企業のように急激な拡大とはなっていません。
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02
正解は2です。
「中小企業白書2016」によると、2011年から2015年の期間にかけて、企業規模別に金融機関(国内銀行)の企業向け貸出の推移を見た場合、2008年リーマン・ショック時から2011年にかけて、大企業は貸出の大幅な増減があるものの、2011年以降おおむね増加基調で推移しています。
各選択肢の解説は次の通りです。
1→誤りです。上記解説の通り、大企業向け貸出の推移は増加基調にあります。
3→誤りです。中小企業向けの貸出はリーマン・ショック以降も減少し、その後やや回復したものの、2011年から2015年にかけては横ばいで推移しています。
4→誤りです。上記解説の通り、中小企業向け貸出は横ばいで推移しています。
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