中小企業診断士の過去問
平成29年度(2017年)
中小企業経営・中小企業政策 問23
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問題
中小企業診断士試験 第1次試験 中小企業経営・中小企業政策 平成29年度(2017年) 問23 (訂正依頼・報告はこちら)
次の文章を読んで、下記の設問に答えよ。
平成26年6月に成立した小規模企業振興基本法では、小規模企業の振興に関する施策を講じる際の4つの基本方針を定めている。さらに、同法に基づく、「小規模企業振興基本計画」では、その4つの基本方針の実現に向け、4つの目標と10の重点施策を設定している。
(設問)
文中の下線部として、最も不適切なものはどれか。
平成26年6月に成立した小規模企業振興基本法では、小規模企業の振興に関する施策を講じる際の4つの基本方針を定めている。さらに、同法に基づく、「小規模企業振興基本計画」では、その4つの基本方針の実現に向け、4つの目標と10の重点施策を設定している。
(設問)
文中の下線部として、最も不適切なものはどれか。
- 経営資源の有効な活用、人材育成・確保
- 需要に応じた商品の販売、新事業展開の促進
- 小規模企業向けの金融の円滑化
- 地域経済の活性化に資する事業活動の推進
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この過去問の解説 (2件)
01
正解は3です。
小規模企業振興基本法第六条に定められた、小規模企業の振興に関する施策を講じる際の4つの基本方針は次の通りです。
各選択肢の解説は次の通りです。
1→経営資源の有効な活用、人材育成・確保は基本方針(2)に当てはまるため、適切です。
2→需要に応じた商品の販売、新事業展開の促進は基本方針(1)に当てはまるため、適切です。
3→小規模企業向けの金融の円滑化は基本方針に記載されていないため、不適切です。
4→地域経済の活性化に資する事業活動の推進は基本方針(3)に当てはまるため、適切です。
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02
小規模企業振興基本法における4つの目標について出題されています。
4つの目標とは以下のものです。
1.多様な需要に応じた商品・サービスの販路拡大、新事業展開の促進
2.経営資源の有効な活用および個人の能力の発揮の促進
3.地域経済の活性化に資する事業の推進
4.適切な支援体制の整備
上記をふまえて各選択肢をみていきます。
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