中小企業診断士の過去問
平成30年度(2018年)
財務・会計 問16
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問題
中小企業診断士試験 第1次試験 財務・会計 平成30年度(2018年) 問16 (訂正依頼・報告はこちら)
コールオプションの価格に関する以下の文章の空欄①〜④に入る語句の組み合わせとして、最も適切なものを下記から選べ。
コールオプションの価格は、権利行使したときに得られる[ ① ]価値とこれに上乗せされる[ ② ]価値の合計から構成されている。[ ① ]価値は[ ③ ]価格から[ ④ ]価格を控除することにより得られる。[ ③ ]価格 − [ ④ ]価格≦ 0 のときは価値はゼロとなる。
コールオプションの価格は、権利行使したときに得られる[ ① ]価値とこれに上乗せされる[ ② ]価値の合計から構成されている。[ ① ]価値は[ ③ ]価格から[ ④ ]価格を控除することにより得られる。[ ③ ]価格 − [ ④ ]価格≦ 0 のときは価値はゼロとなる。
- ①:時間的 ②:本質的 ③:権利行使 ④:原資産
- ①:時間的 ②:本質的 ③:原資産 ④:権利行使
- ①:本質的 ②:時間的 ③:権利行使 ④:原資産
- ①:本質的 ②:時間的 ③:原資産 ④:権利行使
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この過去問の解説 (2件)
01
デリバティブ取引におけるオプション取引の中のコールオプションについての問題です。
コールオプションとは、オプション対象となった原資産を一定の期日(期間内)に、あらかじめ決められた数量を、あらかじめ決められた価格で買える権利のことです。
オプションの取引とは、本質的価値と時間的価格の二つの価値の合計と考えられます。
本質的価値: 現時点でオプションを行使して得られる利益のことです。
求め方は以下のようになります。
本質的価値 = 原資産価格 - 権利行使価格
本質的価値は0以上にしかなりません。権利行使価格の方が高い場合は、権利を放棄すればマイナスになり損失を受けることを回避できるため、0より小さくならないためです。
時間的価値: 権利行使日までにオプションの価値が上がる期待度のことです。
正しい選択肢の組み合わせは ①本質的 ②時間的 ③原資産 ④権利行使 です。
本選択肢は不正解です。
本選択肢は不正解です。
デリバティブ取引も論点となることが多いため、本問で問われているような基本的な知識は押さえられるように学習しておきましょう。二次試験でも出題されることがあります。
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02
権利行使したときに得られるのが本質的価値です。
将来の価格変動によってオプションの価値が高まるかもしれないという期待が時間的価値です。
コール・オプションの本質的価値は、現在の原資産価格から権利行使価格を引いた価格になります。
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