中小企業診断士の過去問
平成30年度(2018年)
財務・会計 問15

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問題

中小企業診断士試験 第1次試験 財務・会計 平成30年度(2018年) 問15 (訂正依頼・報告はこちら)

デリバティブに関する記述として、最も不適切なものはどれか。
  • 金利スワップ取引の代表的なものは、同一通貨における固定金利と変動金利を交換する取引である。
  • 先物取引では日々値洗いにより損益が計算され、証拠金に加減されている。
  • デリバティブ取引の代表的なものとして、先物取引、オプション取引、スワップ取引がある。
  • わが国のデリバティブ取引において、想定元本ベースで今日最も多く取引されているものは、通貨スワップである。

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この過去問の解説 (2件)

01

1
適切です。設問の通りです。

2
適切です。設問の通りです。

3
適切です。設問の通りです。

4
不適切です。最も多く取引されているのは金利スワップです。

参考になった数8

02

輸出入を行う企業が為替変動リスクへの対策として活用するものが、デリバティブ取引です。

各選択肢をそれぞれ解説していきます。

選択肢1. 金利スワップ取引の代表的なものは、同一通貨における固定金利と変動金利を交換する取引である。
  • 金利スワップ取引の説明として適切なため、本選択肢は不正解です。

選択肢2. 先物取引では日々値洗いにより損益が計算され、証拠金に加減されている。
  • 先物取引の証拠金制度についての説明として適切なため、本選択肢は不正解です。

選択肢3. デリバティブ取引の代表的なものとして、先物取引、オプション取引、スワップ取引がある。
  • デリバティブ取引の代表例として適切であるため、本選択肢は不正解です。

選択肢4. わが国のデリバティブ取引において、想定元本ベースで今日最も多く取引されているものは、通貨スワップである。
  • 想定元本ベースで最も取引量が多いものは、金利スワップ取引であるため不適切です。
  • そのため本選択肢が正解です。

まとめ

デリバティブ取引も論点となることが多いため、本問で問われているような基本的な知識は押さえられるように学習しておきましょう。

二次試験でも出題されることがあります。

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