中小企業診断士の過去問
平成30年度(2018年)
財務・会計 問25

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問題

中小企業診断士試験 第1次試験 財務・会計 平成30年度(2018年) 問25 (訂正依頼・報告はこちら)

次の文章を読んで、下記の設問に答えよ。

経済命数がいずれも2年で初期投資額Iが同一である2つの投資案AとBがある。各投資案の各期のキャッシュフローR1、R2が以下のように予測されている。いずれも資本コストは5%であり、そのときの内部収益率rと正味現在価値NPVが以下のように計算されている。

投資案Aと投資案Bのいずれを採択すべきか。①結論と②その根拠を示す計算方法の組み合わせとして、最も適切なものを選べ。
問題文の画像
  • ①:投資案A  ②:差額投資案A−Bを計算し、その内部収益率または正味現在価値を計算する。
  • ①:投資案A  ②:差額投資案A−Bを計算し、その内部収益率を資本コストとして正味現在価値を計算する。
  • ①:投資案B  ②:差額投資案A−Bを計算し、その内部収益率または正味現在価値を計算する。
  • ①:投資案B  ②:差額投資案A−Bを計算し、その内部収益率を資本コストとして正味現在価値を計算する。

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この過去問の解説 (2件)

01

1が適切です。

正味現在価値法(NPV)は差額CFの正味現在価値を算出して優劣を決めます。

差額CF(投資案A - 投資案B)が、
NPV >0の場合→投資案Aの方が優れている。
NPV< 0の場合→投資案Bの方が優れている。

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02

投資案Aを採用します。根拠としては、正味現在価値の差額キャッシュフローを計算した結果、投資案A-Bが0を上回ります。

選択肢1. ①:投資案A  ②:差額投資案A−Bを計算し、その内部収益率または正味現在価値を計算する。

正解です。

選択肢2. ①:投資案A  ②:差額投資案A−Bを計算し、その内部収益率を資本コストとして正味現在価値を計算する。

上記説明より、不適切です。

選択肢3. ①:投資案B  ②:差額投資案A−Bを計算し、その内部収益率または正味現在価値を計算する。

上記説明より、不適切です。

選択肢4. ①:投資案B  ②:差額投資案A−Bを計算し、その内部収益率を資本コストとして正味現在価値を計算する。

上記説明より、不適切です。

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