中小企業診断士の過去問
平成30年度(2018年)
運営管理 問10

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問題

中小企業診断士試験 第1次試験 運営管理 平成30年度(2018年) 問10 (訂正依頼・報告はこちら)

ある製品について行った製品工程分析の結果を下図に示す。この図から読み取ることができる記述として、最も適切なものを下記から選べ。
問題文の画像
  • 作業者が4名いる。
  • 製品検査に抜取検査を採用している。
  • 台車を自動搬送機にすることにより、運搬記号の数を減らすことができる。
  • 停滞を表す工程が3カ所ある。

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この過去問の解説 (2件)

01

正解は4です。

1→工程分析では作業者人数の把握まではできません。よって誤りです。

2→製品検査において抜取検査を採用しているかの特定はできません。
よって誤りです。

3→自動搬送機も運搬記号となるため、数を減らすことはできません。
よって誤りです。

4→停滞には貯蔵と滞留があります。滞留が1つ、貯蔵が2つあるため、停滞の工程は3か所あります。よって正解です。

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02

【基礎知識】

工程分析図の問題です。

工程の流れを工程図記号を用いて表し、概略を把握します。そして改善点等の検討を行います。

基本的な記号は以下の通りです。

〇:加工

。(小さなマル):運搬

▽:貯蔵

D:滞留

□:数量検査

◇:品質検査

選択肢1. 作業者が4名いる。

工程を図式化するもので、人数把握まではできません。誤り。

選択肢2. 製品検査に抜取検査を採用している。

数量もしくは品質の検査かどうかを分類していますが、抜き取りかどうかまでは把握できません。誤り。

選択肢3. 台車を自動搬送機にすることにより、運搬記号の数を減らすことができる。

自動搬送も運搬記号で表記するため、減りません。誤り。

選択肢4. 停滞を表す工程が3カ所ある。

停滞とは、貯蔵と滞留記号になります。よって正しい。

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