中小企業診断士の過去問
平成30年度(2018年)
運営管理 問30
このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。
問題
中小企業診断士試験 第1次試験 運営管理 平成30年度(2018年) 問30 (訂正依頼・報告はこちら)
次の文章を読んで、下記の設問に答えよ。
ある店舗で下表の商品を用いて、福袋を作って販売することを計画している。福袋は全部で 5 個作り、売価は4,000円とする。また、下表のすべての商品を使い切り、1つの福袋に同じ商品が入ることもある。なお、消費税は考慮しないものとする。
最初に売れた 1 つの福袋の粗利益率は10%であった。この福袋に入っていた商品の組み合わせとして、最も適切なものはどれか。
ある店舗で下表の商品を用いて、福袋を作って販売することを計画している。福袋は全部で 5 個作り、売価は4,000円とする。また、下表のすべての商品を使い切り、1つの福袋に同じ商品が入ることもある。なお、消費税は考慮しないものとする。
最初に売れた 1 つの福袋の粗利益率は10%であった。この福袋に入っていた商品の組み合わせとして、最も適切なものはどれか。
- 商品Aと商品Cがそれぞれ1個ずつ
- 商品Aが1個と商品Dが2個
- 商品Bが1個と商品Dが2個
- 商品Bと商品Cと商品Dがそれぞれ1個ずつ
- 商品Cが2個と商品Dが1個
正解!素晴らしいです
残念...
この過去問の解説 (2件)
01
粗利益=売価-仕入原価です。これを変形すると、
仕入原価=売価-粗利益となるため、
10%の粗利益(400円)の時、
仕入原価=4,000円-400円=3,600円となります。
よって、選択肢から仕入原価が3,600円となる組み合わせを考えます。
1→仕入原価は3,900円です。よって誤りです。
2→仕入原価は3,300円です。よって誤りです。
3→仕入原価は2,200円です。よって誤りです。
4→仕入原価は3,600円です。よって正解です。
5→仕入原価は3,200円です。よって誤りです。
参考になった数4
この解説の修正を提案する
02
【基礎知識】
語句の定義を再確認してください。
粗利益は売上高‐原材料・仕入になります。
粗利益率は粗利益/売上高です。
全体で通常売価で32,000円、仕入れが16,600円ですので、粗利は15,400円、粗利率は48.125%になります。
商品をすべて使って、福袋5個を単価4千円で販売しますので、全体で20,000円の売り上げ、原価は変わりませんので、粗利は3,400円となります。この時粗利率は17%(3,400/20,000)です。
今回の問題は粗利益率は10%ですので、売上(4,000円)-(仕入原価)3,600円=400円となります。
つまり、仕入原価合計が3,600円となる組み合わせが正解となります。
商品Aと商品Cの仕入原価合計は3,900円ですので、誤り。
商品Aと商品D2個の仕入原価合計は3,300円ですので、誤り。
商品Bと商品D2個の仕入原価合計は2,600円ですので、誤り。
商品Bと商品Cと商品Dの仕入原価合計は3,600円ですので、正しい。
商品C2個と商品Dの仕入原価合計は3,200円ですので、誤り。
参考になった数2
この解説の修正を提案する
前の問題(問29)へ
平成30年度(2018年)問題一覧
次の問題(問31)へ