中小企業診断士の過去問
平成30年度(2018年)
経営情報システム 問11
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問題
中小企業診断士試験 第1次試験 経営情報システム 平成30年度(2018年) 問11 (訂正依頼・報告はこちら)
情報システムの評価指標に関する記述として、最も適切なものはどれか。
- MTBF/(MTBF+MTTR)の値が大きいほど、可用性が高いと言える。
- MTBFの値が小さいほど、信頼性が高いと言える。
- MTTFの値が小さいほど、機器の寿命が長いと言える。
- MTTRの値が大きいほど、保守性が高いと言える。
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この過去問の解説 (2件)
01
情報システムの評価指標に関する問題です。
各選択肢については、以下の通りです。
1→適切です。MTBF/MTBF+MTTRは稼働率の計算です。稼働率が高いほど可用性が高くなります。
2→MTBFは平均の故障間隔のことです。MTBFが小さいと故障間隔が少ない、つまり故障が多いということになり信頼性は低くなります。
3→MTTFは平均の故障するまでの時間のことです。電球の寿命などに使われ、この値が大きいほど機器の寿命が長いと言えます。
4→MTTRは平均の故障してから修理完了までの時間です。この時間が少ないほど保守性が高いと言えます。
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02
情報システムの評価指標に関する問題です。
英語の頭文字を取ったものであるため、なかなか頭に入りづらく、生半可に覚えていても正答できるものではありません。単語をただ丸暗記するのではなく、図をインターネットで検索するか、自分で図を描いてみて覚える方が理解しやすくなると思います。
MTBF(Mean Time Between Failure)平均故障間隔→Betweenなので「間隔」
(故障が直ってから、次の故障が起きるまでの平均時間です。長い=大きいほど、次に故障するまでの間隔が長く、その間はずっと稼働しているため望ましいです)
MTTR(Mean Time To Repair)平均修理時間→To Repair「直すまでの時間」
(短い=小さいほど、すぐに修理が終わることを意味するため望ましいです)
MTTF(Mean Time To Failure)平均故障時間→To Failure「壊れるまでの時間」
(長い=大きいほど、なかなか壊れにくく製品寿命が長いことを意味するため望ましいです)
正解の選択肢となります。
小さい→大きい
小さい→大きい
大きい→小さい
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