中小企業診断士の過去問
平成30年度(2018年)
中小企業経営・中小企業政策 問19
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問題
中小企業診断士試験 第1次試験 中小企業経営・中小企業政策 平成30年度(2018年) 問19 (訂正依頼・報告はこちら)
次の文章を読んで、下記の設問に答えよ。
中小企業の新事業展開の実施状況を、中小企業庁「中小企業の成長に向けた事業戦略等に関する調査(2016年11月)」に基づき見た場合、「新市場開拓(新市場で既存製品・サービスを展開)」、「新製品開発(既存市場で新製品・サービスを開発・展開)」、「多角化(既存事業を継続しつつ新市場で新製品・サービスを展開)」、「事業転換(既存事業を縮小・廃止しつつ新市場で新製品・サービスを展開)」のうち、「新製品開発」を実施していると回答する企業の割合が最も高い。
他方で、新事業展開を実施していない企業の抱える課題について見た場合(複数回答)、「必要な技術・ノウハウを持つ人材不足」「必要なコスト負担の大きさ」「適切な相談相手が見つからない」のうち、[ A ]とする回答企業割合が最も高く、[ B ]の回答企業割合が最も低い。
文中の下線部について、「新製品開発」以外の「新市場開拓」「多角化」「事業転換」の実施状況を見た場合、実施割合が高いものから低いものへと並べた組み合わせとして、最も適切なものはどれか。
中小企業の新事業展開の実施状況を、中小企業庁「中小企業の成長に向けた事業戦略等に関する調査(2016年11月)」に基づき見た場合、「新市場開拓(新市場で既存製品・サービスを展開)」、「新製品開発(既存市場で新製品・サービスを開発・展開)」、「多角化(既存事業を継続しつつ新市場で新製品・サービスを展開)」、「事業転換(既存事業を縮小・廃止しつつ新市場で新製品・サービスを展開)」のうち、「新製品開発」を実施していると回答する企業の割合が最も高い。
他方で、新事業展開を実施していない企業の抱える課題について見た場合(複数回答)、「必要な技術・ノウハウを持つ人材不足」「必要なコスト負担の大きさ」「適切な相談相手が見つからない」のうち、[ A ]とする回答企業割合が最も高く、[ B ]の回答企業割合が最も低い。
文中の下線部について、「新製品開発」以外の「新市場開拓」「多角化」「事業転換」の実施状況を見た場合、実施割合が高いものから低いものへと並べた組み合わせとして、最も適切なものはどれか。
- 新市場開拓 - 事業転換 - 多角化
- 新市場開拓 - 多角化 - 事業転換
- 事業転換 - 新市場開拓 - 多角化
- 事業転換 - 多角化 - 新市場開拓
- 多角化 - 事業転換 - 新市場開拓
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この過去問の解説 (2件)
01
次いで高いのが、「新市場開拓戦略」を実施していると回答した企業割合で、25.1%でした。その後、「多角化戦略」で18.8%と続きます。
一方で、「事業転換戦略」を実施していると答えた企業割合はわずか5.4%と他の戦略に比べて低くなっています。
よって、正答は2となります。
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02
中小企業の新事業展開の実施状況を、展開している実施内容の割合に分けて答える問題です。
2017年中小企業白書の第2-3-3図で各実施内容の状況への回答を確認できます。
上記の図を確認すると各実施内容の実施割合は以下のとおりです。
新市場開拓: 22.3%
多角化戦略: 16.0%
事業転換戦略: 4.9%
正しい選択肢は 新市場開拓 - 多角化戦略 - 事業転換戦略 です。
本選択肢は不正解です。
本選択肢は不正解です。
本選択肢は不正解です。
実施内容の中で事業転換戦略は他の実施内容と比較して、特に実施したとの回答が少ない実施内容です。
他の施策と比較して取り組むのが困難な内容であるのだと読み取れます。
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