中小企業診断士の過去問
平成30年度(2018年)
中小企業経営・中小企業政策 問28
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問題
中小企業診断士試験 第1次試験 中小企業経営・中小企業政策 平成30年度(2018年) 問28 (訂正依頼・報告はこちら)
次の文章を読んで、下記の設問に答えよ。
中小企業診断士のX氏は、食品小売業を営むY氏から、「親族や従業員など身近なところに後継者が見つからないため、社外に後継者を求めることを検討したい」との相談を受けた。そこで、X氏はY氏に、中小企業政策を活用した事業承継について説明を行った。
以下は、X氏とY氏との会話の一部である。
X氏:「以上が事業承継の大まかなプロセスです。」
Y氏:「ありがとうございます。ところで、今の説明に出てきたデューデリジェンスとは、どのようなことなのでしょうか。」
X氏:「説明が足りずにすみません。ここでデューデリジェンスとは[ A ]」
Y氏:「分かりました。」
X氏:「詳細は、各都道府県に設置されている[ B ]に相談をしてみてはいかがでしょうか。ここでは、事業承継に関わる幅広い相談を受け付けているほか、[ C ]を行う後継者人材バンクなどを利用することができますよ。」
Y氏:「ぜひ、検討をしてみます。」
文中の空欄BとCに入る語句の組み合わせとして、最も適切なものはどれか。
中小企業診断士のX氏は、食品小売業を営むY氏から、「親族や従業員など身近なところに後継者が見つからないため、社外に後継者を求めることを検討したい」との相談を受けた。そこで、X氏はY氏に、中小企業政策を活用した事業承継について説明を行った。
以下は、X氏とY氏との会話の一部である。
X氏:「以上が事業承継の大まかなプロセスです。」
Y氏:「ありがとうございます。ところで、今の説明に出てきたデューデリジェンスとは、どのようなことなのでしょうか。」
X氏:「説明が足りずにすみません。ここでデューデリジェンスとは[ A ]」
Y氏:「分かりました。」
X氏:「詳細は、各都道府県に設置されている[ B ]に相談をしてみてはいかがでしょうか。ここでは、事業承継に関わる幅広い相談を受け付けているほか、[ C ]を行う後継者人材バンクなどを利用することができますよ。」
Y氏:「ぜひ、検討をしてみます。」
文中の空欄BとCに入る語句の組み合わせとして、最も適切なものはどれか。
- B:事業引継ぎ支援センター C:起業を志す学生の情報提供
- B:事業引継ぎ支援センター C:起業を志す個人とマッチング
- B:中小企業再生支援協議会 C:起業を志す学生の情報提供
- B:中小企業再生支援協議会 C:起業を志す個人とマッチング
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この過去問の解説 (2件)
01
また、後継者人材バンクとは、創業を目指す起業家と、後継者不在の事業者を引き合わせ、それぞれを支援する事業になります。ここでの起業家とは、経験や技術を生かして独立した方や、事業意欲・経営意欲のあるU・I・Jターン希望者を指します。
よって、正答は2となります。
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02
事業承継を支援する機関についての知識を問う問題です。
事業引継ぎ支援センターとは、事業引継ぎを手がけたことがある税理士や金融機関OBなどの事業引継ぎについての専門家が、事業引継ぎを希望する企業の仲介、契約の成立を支援する機関です。同センターでは、後継者不在の個人事業主と起業を志す起業家をマッチングする後継者人材バンクも取り扱っています。
中小企業再生支援協議会とは、経営状況が悪化している中で事業再生を行いたい中小企業の再生支援をする機関です。全国に窓口が設置されています。
正しい選択肢の組み合わせは B:事業引継ぎ支援センター C:起業を志す個人とマッチング です。
本選択肢は不正解です。
本選択肢が正解です。
本選択肢は不正解です。
本選択肢は不正解です。
事業承継は中小企業にとっての大きな課題となっています。今後も出題される可能性が高い論点です。
本問のような支援機関だけでなく、支援する法律や事業などもあります。
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