中小企業診断士の過去問
令和元年度(2019年)
経済学・経済政策 問14
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問題
中小企業診断士試験 第1次試験 経済学・経済政策 令和元年度(2019年) 問14 (訂正依頼・報告はこちら)
Aさんは、夕食時にビールと焼酎を飲むことにしている。
Aさんの効用水準を一定とした場合、ビールを1杯余分に飲むことと引き換えに減らしてもよいと考える焼酎の数量が、徐々に減ることを描いた無差別曲線として、最も適切なものはどれか。
Aさんの効用水準を一定とした場合、ビールを1杯余分に飲むことと引き換えに減らしてもよいと考える焼酎の数量が、徐々に減ることを描いた無差別曲線として、最も適切なものはどれか。
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この過去問の解説 (2件)
01
無差別曲線に関する問題です。
無差別曲線は、縦軸と横軸の関連性に加えて、曲線の「傾き」を意識することがポイントです。
同じ右下がりの曲線でも「傾き」が一定の曲線と「傾き」が変化しているものを区別します。本問の「徐々に減る」とは焼酎の数量でなく「限界代替率」であることに注意します。
各選択肢については以下の通りです。
1→焼酎の量は減っていますが、限界代替率は一定です
2→適切です。限界代替率(=傾き)が徐々に減っています。
3→限界代替率が徐々に増加しています。
4→限界代替率は徐々に減っていません。
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02
無差別曲線の効用に関する問題です。
問題文の条件を噛み砕くと、初めのビール1杯は効用が高くて、その代替となる焼酎の量が多いのですが、ビールの量が増えると効用は低減して、代替となる焼酎の量が減っていくということになります。
上記を踏まえて各選択肢の図をみていきます。
本問は無差別曲線の基本的な知識を問う問題であったため、落ち着いて回答するば十分に正解できる問題でした。
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